仕方ない…よなぁ

これ以上、距離を縮めるわけにはいかないのだから



昨夜の私の対応も良くなかった


夕方、雨戸を閉めるときに、時々見かける、あざと可愛い猫が、うちのバルコニーのすぐ近くにいたのだ猫


ヤバい、早く閉めよう


手早く閉めた時、最後に見えた景色は、猫の前足がうちのバルコニーにかかっている姿だった


今開けると、家に入って来られるかもしれない


そう思って、朝までそのまま閉めっぱなしにしたのだけど、前足がかかったのが見えたときに、すぐに追い払うべきだったのかもしれない


朝、もしバルコニーにいたら、追い払わなくては

家への侵入は断固阻止する!


昔、庭をトイレにされて悪臭に困った両親が、野良猫を追い払っていた姿を思い出す


大声を出して追い払っていたなニヤリ

水が苦手なんだっけ




今朝

猫が目の前にいたら追い払うイメージトレーニングをしてから、雨戸を開けてバルコニーと周囲を見回すキョロキョロ


いない、良かったウインク


さて、ここからが本番

次に、猫が前足をかけた側の、問題の側の雨戸を開ける




いたーーーー笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き



隣の窓を開けたときにはいなかったのに、何処かから見ていたか、音で判断したのか、私が移動して次にこちらを開けるのを見透かしてきたんだな

あせる


窓のすぐ前に、こちらに背中を向けて寝そべっている猫

うちの飼い猫かよ、くらいにくつろいで見える


しゃがんで手を伸ばせば、ヨシヨシと撫でられる位置ラブラブ


それは同時に、猫が本気出せば一瞬で我が家に侵入可能な位置叫び叫び叫び



咄嗟に蹴る動作を繰り返して威嚇

蹴る気は全くないけれど、目の前で太い足振り回されたら怖がってくれるだろう


大声で追い払いたいところだけど、朝6時前の集合住宅、さすがに大声は出せない


慌てて口を閉じたまま『ンッンッ!(シッシッ!を口を閉じて言っています)』



幸い威嚇が奏功してバルコニーからは逃げてくれだけど、まだこちらを見上げている猫


『ンッンッ!(シッシッ!)』&蹴る動作を繰り返しても、これ以上は怖がってくれないだろう


それどころか、本気で蹴る気はないことを見透かされて、また登ってくるかもあせる


イメージトレーニングしていたもう一つの手段

ペットボトルの水(賞味期限切れ)を猫に向けてかける


素早く逃げるだろうから、実際には猫に水はかからないことも計算済み

怖がって逃げて、もうここに来たくないと思ってくれれば大成功


一旦窓を閉めてペットボトルを手にして、再び窓を開ける

もういないことを密かに期待したけど、残念ながらまだそこにいる


仕方ない、やるしかない

怖がってくれよー、えいっプンプン!!


水をかけたら、慌てたように素早く逃げていった

猫にはかからなかったことも含めて、まずは成功、かなニヤリ



こんな形で追い払うのは不本意なのだけど、飼えないし、ここに居つかれるわけにはいかないのだし、仕方ないショボーン


だいぶ人馴れしているみたいだから、きっとここではないどこかで、餌を貰ったり可愛がってもらったりしていることだろう照れ