…良かった…
安堵の溜め息と共に、医師は言った
私が見せたのは、毎朝服用しているこの薬
今日は仕事初め
休暇中から準備して、今朝も張り切って起床
いいスタートが出来るといいなと思っていた
色々しながら、この薬を手に取り、瓶入りビタミン剤も手に取り、いつものように服用
いつもと違ったのは
PTPシートごと飲んでしまったこと
薬局の注意喚起ポスターは目にしていたけれども、自分がやらかすとは思わなかった~
いやもう、喉に刺さって、痛くてビックリ
誤飲したときは、吐き出すと食道を傷つけて帰って危ないので、吐かずに病院へ
というセオリーが脳裏を掠めたけれど、まだ食道までは落ちていない気がして、一か八か、夢中になって吐き出そうとトライ
激痛の後、幸いにも吐き出せた
119番に電話して、救急外来(内科)を教えてもらい、診察と検査
持参した飲んだ薬を見せたら、医師に安堵された
ちなみに、こんなサイズ感と鋭利ぶり
なかなか危なかったらしい
食道と気道の壁は2mm程度しかなく、シートの角など鋭利なもので傷つけると、穴が開いたり裂けたりして、とても危険なので、内視鏡で取り出すときも、そのまま取り出したりはせず、鋭利な角をシール保護してから取り出したりするとのこと
吐き出すと、戻るときに角が刺さったり、胃酸で食道を荒らしたりして、とても危険なのでダメ、だそうです
今回の傷は、食道が裂けたり、気道に貫通するなどの深いものはなく、粘膜までの傷で留まったと思われるので、2週間は刺激物(熱いものや辛いもの、アルコールなど)の飲食禁止して自然治癒を待つことに
教訓
1.薬を飲むときは、注意散漫にならぬよう、他の事と同時進行しない
2.包装シートをハサミで1錠ずつに分けていたのだけれど、誤飲防止目的で敢えてミシン目を複数錠ずつにしているそうなので、以降はハサミを入れず、敢えて飲み込めないサイズの大きいシートのままにしておく
あー、まだ喉痛いー
でも、大事に至らなくて良かった

