カンヌでのひと仕事終えて、

さて1日オフだからアンティーブのピカソ美術館

にいくか、ニースのシャガールとマティス美術館

いくかと考えて、でも2019年も同じもの見てるし

と、ふらっとモナコまで行きまして。

2019年もモナコまでいったはいったけど弾丸で

今回は、

愛すべきオンラインサロンのみなさんに

モナコ生配信をぜひ

ご提供したいという使命感だけで

行きました。笑

なんだろ、

私が見たこの美しい景色をファミリーのような

サロンの皆さんがいっしょに見れたら嬉しいかな

喜んでもらえるかなという一心。

熱も37.3くらいに下がったので・・・。

 

で、

アンティーブから電車に乗ったら

あまり人がいなくてね。朝だから、

いつも日本でも人が少ない席に座るので

今回もあいてる席に座ったのが間違いで。

スマホみてたら

気づくと三人のどこぞの人種の

なんとなくもう雰囲気から

やば、みたいな女性に囲まれててね

私が座ってる席に

わざわざ充電しにきたわけ。

 

もちろん

あ。と思って

スマホもリュックも握り締めたけど

なんとなくやばいな。。と。

そしたら

背後からフランス人の紳士が

 

大丈夫?

と声かけてくれて

 

こいつら危ないから

バッグとかスマホしっかりもって。

 

お前ら何か悪いことする気だろ

と言い放ち、

結果

その紳士が

僕の隣に座って、と言ってくださり

私が移動したらその女性たちは

舌打ちをして去っていきましてね。

 

そんな紳士にちょっと目が💓になった

単純なわたし、笑

ニースで降りていかれました。



 

あかんあかん、隙があったんだなと思って

そっからモナコにいき・・

(えっとモナコーアンティーブあたりの路線では

結構あるそうなので、気をつけましょう

こっちのスリはとにかく数名でチームできます)

 













なんとなく朝、

モナコって、

えみちかさんが住んでいるんだよね

って大石さんとメッセージしたばかり。

 

モナコ王宮の真前に在住で、

出版された本が今店頭に

並んでいる方でございます!

 

で、サロン配信おわって

ぼんやり駅に向かおうとしたその時

 

目に飛び込んできた

 

ん?

この人は??

 

じーっと見てたら

日本人の方、お一人で珍しいですね

 

とお声がけいただき

もしかして・・えみちかさん?

と言ったら大変驚かれて

せっかくなんでランチしましょうって

誘っていただき

なんと朝話していたばかりの方を

引き寄せてしまったわけです、

 



色々情報交換をして

たくさん話し尽くして

 

 

それから

ギャラリーへアートをピックにいったら

インドからの購入オファーがきてるということで

しばしミーティング。しかし

なぜか日本に意地でも持って帰りたい私。

結果、インドへはいかないことになりまして、笑

 

ギャラリーオーナー

の娘さんがレセプションに

いらしたんだけど

私の着物に一目惚れしたそうで

確か私が

英語で話しかけたら逃げちゃったんだよね、

7歳だそうで、

でも彼女が私が帰ったあと泣いちゃって

話したかった、写真とりたかった、って

着物で日本のことに興味が湧いて

来年はあの人とお話しするために

ママ、英語と日本語勉強したい

と言い出したらしい

なんてかわいいのーーーー

 

ちなみに来年も私招待されたので

結果、カンヌにはご縁があるんですが

あの子にたくさん日本のお菓子持って

いこうかなああ

 



 

からの

絵を抱えてカンヌ会場を歩いていたら

いろんな方から

 



ねえその絵、写真とらせて

とか

日本の山でしょ?

とか

日本人なんですね

とか

いろいろいろいろお声がけいただき

それは買えるのかとか色いろ

もうアーティストカード配りまくりましたよね

 

なんだか

昨日は着物ではなかったので普通のワンピ

(あ、borders at balconyの3年前のです。背中があいててかわいいの)

 

だったけど

絵が着物の代わりを務めてくれたようで

 

なんだ、これ、

もしかしたら1番のPRなんじゃないかと。笑

 

 

で、

まだあるのよ今日は長いから読んでね。

 

カンヌからアンティーブまで

戻る電車で、人助けをしてたわけです。

いつもこうなるんだけど

 

ベビーカーが人混みにはさまって

動けなくて

私が

それ私が抱えるから!赤ちゃんだっこして

私がこれ、出すから

と力を込めて助けていたんですの。

 

で、やれやれと

赤ちゃんとベビーカー救出して

ふと顔あげたら

 

日本人ですか?

 

とお声がけくれたのがかわいいコリアンの女性。

ニースの大学にいってるそうで

 



日本語しゃべれるの?

と聞いたら少しだけ、と。

 

優しい人はだいたい日本人

あなた、好きです。

 

と言われて

 

いやいやいや

好きって💓

 

 

チョーかわいいコリアンの子で

 

聞いていたら

私と同じヒョンビンLOVE

それから

脱出お一人島の話とか

BTSの話とかしてて

あ、東方神起知ってる?と聞いたら

 

キャー!!!と騒ぎはじめ

What?

と言ったら

 

チャンミンが大好きで東方神起のライブは

たくさんいってるって

 

ああああああ

ここにコリアンのとんぺんさんいたああああ

と、笑

まさかカンヌからニースに向かう列車で

人助けのあと

とんぺんトークするなんて・・・

 

彼女は12月に東京に来るそうなので

表参道のアートショウをさくっとお知らせ、笑

丁寧なメールがきたので

ソウルにもお友達できちゃったよ、と。

 

 

いやー

ほんと、いい日。

不思議な日。

 

で、いいですか、ぶっちゃけ話。

聞いてほしい!

 

ギラギラカンヌには

私そんなに興味ないです。

キラキラギラギラセレブーーみたいなね

 

レッドカーペット、

一般のチケット

数百万円で売買されているんですよ

 

映画関係者とか

本当に招待の芸能人とか有名人は

いいの、本物だから。

 

でも

レッドカーペットを歩くためだけに

世界中で

数百万円で売買されて

それをお金で買ってレッドカーペットを

歩いたからって

 

それって何のステイタスなんだと

私は興醒め・・・

 

お金を積めば何でもできるのが

この世のスタンダードかもしれないけど

 

なんだか

 

私はそういうことには

ほんとに反骨芯を持ってしまうんだった

と思い出したのね。

 

 

それを今回色々垣間見たので

冷静に

 

カンヌビジネスというものを見たわけです。

 

でもさ。

 

カンヌレッドカーペット歩きました

っていうのがブランドになるのか?って話でね。

 

選ばれし人が選ばれて歩くレッドカーペットと

お金で買って一般人で歩くレッドカーペットは

正直まったく違うものだなと

 

 

映画、は文化だし芸術だと思うの。

だからカンヌ映画祭は素晴らしいと思えるの。

 

うまくいえないけど

 

あー私は

 

世界にいやこの地球に

 

芸術を生み出して

永遠に残るものを生きた証として

残して死にたいだけなんだなと

 

つくづく

思った。のね。

 

ピカソをみてもシャガールをみても

モネをみてもマティスをみてもダリをみても

葛飾北斎をみても

 

そんな人らに比べたら

ゴミみたいな

 

画家と名乗るのも烏滸がましいような

 

MARI NISHIMURAだけど

私は一生かけて

 

歴史に地球に残す絵を

一枚でも多く、

描いていくことがミッションだなと。

 

 

なんか

伝わるかな。

 

 

 

それも含めて

意味あるカンヌで

来年はこうありたいと思えるカンヌだったの。

 

 

私は今の自分に満足はしない。

カンヌでも、

地味に差別とか悔しいこととか

辛いことも色々あるわけ

だけど

 

それが8割でも

2割の喜びが

また絵をしっかり描こうと

思わせてくれるんです。

 

誰が満足するか

それは

自分だけだから

 

自分がOKラインを低くしていたら

いつまでも伸びないの

だから自分が自分を一番厳しくしないとね。

 

 

 

 

そんな

 

カンヌでした

 

 

どんなカンヌ

 

 

 

明日

 

 

パリに戻りまーす。