昨日、福岡経由で熊本を後に

しました。

初七日法要は既に葬儀で

完了しておりますので

 

(牧野家の場合、特別な宗派はありませんで

何かと問われたら、浄土真宗です)

 

さまざまな仕事も重なっており

さすがに1週間も何もできないと

ちょっと各方面に

ご迷惑をかけまくっております。

 

9日の夜にホテルで

どーっと疲れと涙が出て

心がヒリヒリする感覚を受けたのですが

翌朝、新幹線でまず熊本を後にすると

すーっと気持ちが

軽くなっていくのを感じました。

 


思えば母が倒れた

2021年の2月から今日まで

本当に本当に大変だったので

 

それらから一気に

解放されたような

 

もちろん悲しいのですが

乗り越えた感じの達成感が

個人的にはあったのです。

 

とにかく

形はさておき

両親共に見送ったわけで

 

役目を果たしたという感覚と

言えばわかりやすいでしょうか・・。

 

しかし

喪主の役割も大変なら

亡くなった後の

この世からの削除も

とても大変だということを

今、痛感しております。

 

そうなると

自分の葬儀とか亡くなった後のことが

気になってきて(まだ逝きませんが)

 

これはあの

知的障害の妹が

できるわけがないので

SNSにもしっかり特化した

友人たちに頼んでおかねばと思ったり

(まだ早いけど)

 

いや何が言いたいかというと

それくらい大変な作業ということなのです。

 

これから喪主になるかも

しれない方、

ご家族を見送る立場になられる方に

ぜひ、参考になればと思います。

 

まず喪主

 

亡くなった知らせをうけると同時に

 

葬儀屋さんを手配

(現在は熊本では葬儀屋さんも火葬も

渋滞中で、なかなかあいていません)

 

と同時に

亡くなったことを知らせるべき

人をリスト化(私は母の遺体を見ながら

同時にスマホで

このリスト作成してました)

 

遠方の人にはなるべく早く

(エアとかホテルの件があるので)

 

葬儀屋さんが

ご遺体をお迎えに来て

そのまま葬儀場に安置

ここで下見になります。

 

どんなプランでいくか

予算は、などなど

葬儀屋さんと打ち合わせ。

 

お悔やみの返信に対応

通夜葬儀のご案内を改めて皆様に配信

 

通夜

突然来てくださる方々と

ずっとお話し

葬儀

お坊様にお布施や打ち合わせなど

(私は簡易的ですが

葬儀のみお経をお願いしました)

 

葬儀屋さんに相談しましたところ

お布施は相場が

7万円−10万円だということで

その範疇にいたしました。

 

火葬場が空いてなかったので

今回の場合は

通夜・葬儀と終わった翌日、

朝から火葬場へ。

 

ちなみに葬儀屋さんにお願いすると

死亡証明書は同時に出してくださいます。

火葬許可証もとってくださいます。

 

葬儀代はミニマムな

家族葬ではございましたが

お布施も含めてざっと

60万円くらいでした。

 

突然のこれだけの出費があることを

念頭においておかないと

なかなかの額なのでびっくりしますし

用意が大変です。

ちなみにクレジットカードで

支払いはできました。

 

 

火葬場で

いただく大事なものが

埋葬証明書

これがないと

納骨も難しいですし

その後の手続きも困難になります。

 

 

ちなみに葬儀の時に喪主挨拶をしますが

突然言われて

え?となりましたが

私はもともとトークショーなどもこなれて

いるので全く問題ありませんでした、

 

(逆に、通常の葬儀では

聞いたことないスピーチで

心を打たれたと言われましたので

きっと私らしいスピーチでした)

 

ちなみにここで

笑話をひとつ。

 

ご焼香が

喪主ですので一番目だったんです。

なにぶん、常識を知らないもので

ご焼香だけでいいものを

ご丁寧にお線香まで立てて、

金の金をカーンと叩いてしまいました。

 

背後でお坊様が

 

 

と小さく叫んだのは聞きましたし

葬儀屋さんが慌てて

2番目以降の方に

 

あのっ

カネは叩かないで!

それと

お線香は立てないでください!

 

と小声ででも聞こえる声で

叫んだのをなんとなく聞いてました。

 

あとから

参列した友人にも

 

泣いていたのに

マリが突然

カーンと叩くから

 

おかしくてさらに泣きそうになったわ

 

 

 

と、言われましたので

 

ご注意を・・。

 

 

 

そして

葬儀が終わって怒涛のようにあるのが

本人の生前の始末、です。

 

 

死亡証明書

医師の死亡診断書

これを持ってぐるぐる役所を回ります。

年金手帳の抹消

保険の抹消

住民票の抹消

介護保険の抹消

 

高額医療の精算

 

これらは区役所・市役所など役所を

たらい回しになりますので

まる1日、あるいは2日程度必要です。

 

私は

奈々とガーディアン谷口さまにここは委任

 

 

部屋の片付け

 

幸いにしてものすごい

ゴミ屋敷だったマンションは

隣の部屋の甥っ子が

年末に捨てて掃除してくださっていて

(その時は勝手に捨てて?と

怒ってたけど話を聞いていたらしっかり

掃除して遺品整理もしてくれていた)

私は本当にラッキーでした。

 

あとは家財道具を処分する費用が

数十万くらい、かかります。

 

 

生命保険手続き

銀行口座引き継ぎ

遺産引き継ぎ

 

 

これらが

とても大変だと思うのですが

私は幸いにして

一年前に

成年後見人制度を申し込み

行政書士の成年後見人がいらしたので

全てPDFにしてくださり

ほとんど複雑なことはなく

スムーズに受け渡しできています。

 

これからそれを細かく精査していく

作業はありますが

一人ではとてもできなかったので

 

ガーディアン谷口さまの

一年前のご提案

 

和子さんの場合は

成年後見人制度を使いませんか

 

に合意していて本当によかったです。

知らないと、全くわからない制度

しかしありがたい制度が

実はこの国にはあるのだということ、

一回認識しておいて損はありません。

 

 

携帯電話解約

 

母のスマホを預かってきたので

これは東京でできる作業。

これからやります。

 

 

借金整理

実はこれはなかなか大変ですがクレカは

止めて、借金を把握して返す作業。

父のときのように大金はないようですが

いくばくはありますので

東京で手続き返済をしていきます。

 

 

 

今のところ

こういう感じの流れですが

 

身内が亡くなってその手配を

自分が全部という場合

 

亡くなって1週間で

これは全部やらないといけないこと。

だから

 

 

悲しむ余裕が

 

ないんです。

 

これがリアルです。

 

 

 

さらに私は

自分の仕事も山積みなので

 

一体どこで

ゆっくり悲しむ余裕があるのかなと

 

 

もうニューヨークと

ドバイのショウは

来月中旬には絵を送り出し

私も動き回らないといけないので。

 

 

さらに

4月に一回帰国して

そのまま5月はずっとヨーロッパ

 

気づけば6月に帰国するまで

もう意識がないかもしれません・・・

 

だけど

 

それが逆に

いいのかな。

 

 

私らしいと

 

母も笑ってくれるかな。

 

 

 

 

 

 

さあ

 

日常に少しずつ戻りたいと思います。

 

 

 しかし


ふと


お守り手帳に

新年書いた夢


解放




え、、


これは

ある意味、、、。

 

 

 

 

 

 

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