27日、
帰宅すると
くーちゃんが
苦しそうに息をしてて、
外に出してという。
そっと出したら
いつもの大好きな鏡の上に
飛ぶのだけど、
すぐに落ちてしまった。
様子がおかしい。
もう、脚が立たない。
私はここで、
覚悟をしました。
いや、覚悟なんてできなかったけど。
くーちゃんはそれでも、
突然動き出して
私が差し出した
おかゆ的なご飯を
一生懸命食べようとして・・・
実際には
食べることはできず
ただただ
魂が
生きたい!と
頑張るけど体がついていかない。
朝までもたないかもしれない。
私は
ぽんと手に乗ってきたくーちゃんを手のひら
のせて、両手であっためながら
朝を迎えました。
泣いてしまうので
涙が
くーちゃんの頭に溢れて
もう冷たいなあと
いう感じで横目で
必死で見るくーちゃん。
ごめんごめんと言っても
涙が溢れて
ぽたぽたと落ちてしまう。
じっと見てると
時々
くーちゃんが
私がちゃんと見守ってるか
重たい目を開き、
こっちを見るのです。
そして朝になりました。
くーちゃんは
もう止まり木に
止まる力がなく、
下にうずくまって
こちらを見るばかり。
16時に
予約していた
池袋・小鳥のセンター病院へ
電話をして
なんとか朝行けないかと
必死で交渉。
順番は待つけど
受付します。と。
電車に飛び乗りすぐさま通院。
カゴの中で
足をまるめるくーちゃんを見て
女医先生も
看護師さんも
絶句・・。
でもいつもの点滴と流動食を
してくれました。
くーちゃん、
もう、抵抗する力も
吐く力さえもないのです。
16時の予約はまだ
置いておくので
また注射する場合は
きてくださいと
いわれ
でも
もう覚悟をしてくださいね。
と悲しい女医さんの声。
そう
できてるの
覚悟はできてるの
わかってるの
だって数日前からオーラが
弱っていく
蛍の光みたいに
光ったり消えたりするのを
私は見てきている
こんな時に
この力があることを
どれだけ苦しく思うでしょう
知りたくない
命の期限を知るのだから。
だけど
どこかでそれをかき消したくて
なんとか
どうにか奇跡が
くーちゃんは
きっと不死鳥のように
なんて
思ったりして
その日は
全部の仕事をわがままいって
キャンセルし
ずっとくーちゃんを
抱っこして
できるワークは家でしていたのだけど
突然
ユニコのところを向くので
ユニコに会いたいんだねと
ユニコをかごから出して
近くにきてもらったら
少しだけ
一緒に数歩、歩いたりして
そのあと
突然枝の上に
立ち上がったので
え?
もしかして
奇跡が?
わかってるくせに
私はそんなことを考えて
タクシーで
再び
池袋小鳥の病院へ。
16時の予約で
また点滴してもらおう
もしかしたら
それで体が蘇るかもしれない
なんて
なんて
心の中で
そんなはずないって
思いながら
タクシーの中で
くーちゃんのカゴを抱きしめて
でも
病院についたら
くーちゃんはもう
ぐったり
目さえあけられない
ただただ
息をしている状態
私は待合室で
号泣して
ごめん
くーちゃん
息を引き取るのは
病院ではないね
おうちで
ユニコとプーさんと
一緒にいる時だねと
看護師さんに
もう
注射しません
今日は帰ります
と言ったら
涙が溢れて
嗚咽してしまい
慌てて
看護師さんが
私とくーちゃんを
個室に。
個室でたくさん泣いて
やっと息をしてる
くーちゃんを見ながら
看護師さんが
だっこして帰りますか?
と。
はい。
とお言葉に甘えて
カイロを入れた
タオルをくださり
そこにくーちゃんの
小さい体を包んで
抱っこして
電車へ
その際
通院に使ったバッグや
くーちゃんの会員証など
看護師さんが
もしよければ
これ、こちらで預かっておきましょうか。
抱っこして帰ってください、
と。
ありがたくて
ありがたくて
そう、
くーちゃん連れて
通った記憶が
残るのはしばらくは
私も辛いので
そうしていただけると、
また必ず取りにきます。
とだけ伝えて
電車では
涙が止まらなくて
でも通勤時間で
人が多く
ああ
花粉症の時期でよかったな花粉の
ふりができる
なんて思ってるところで
自分がおかしくなって
前に座ったのが
ゲームにしか興味がない
中学生たちで
ゲームをずっとやってるので
私が号泣してることなど
気づきもしなくて
よかったな
この子らが前で
なんて
思う自分がおかしかったり
そして
帰宅して
もう横にしかなれない
くーちゃんを
ブラの間に入れて
その鼓動を感じて
いつ止まっても
わかるように
くーちゃんは
なんだか
ふっと声を出して
ぴ・。と言ったのだけど
その声の後に
少し前から言ってた
ぴーちゃんピータン
ってメッセージが、
そのぴーちゃん
ピータンが
誰何かわからないけれど
わかったよ
そして昨日からずっと
みみもとで言ってるけど
これからずっと一緒に世界を飛ぶからね、
体があると
飛行機乗れないけど
これからは
どの国にも行けるから
とまた何度も言って
私
何度も鳥さんの最後に
向き合ってきたけど
実はいつも突然で
こうして
病院に行き
看病し
介護し
最後まで
自分の手の中で
というのは
生まれて初めての経験
なんです
ここまで
生きたい
と頑張ってくれた命を
見たのは初めてで
そして
苦しい苦しい姿を
見てきているからこそ
もうとても頑張ったね
もう楽になるね
と、
思えたりして。
現在とりとめもなく
書いているこのブログは
28日の17時
これからどれだけの
時間が
くーちゃんに残っているのか
わからないけれど
この呼吸が止まるまで
ずっと手のひらに
乗せておこうと思います。
たくさんの
皆様に
コメントや
サロンのみなさまも
常に声援、愛情
いただいています。
LINEでもたくさんの友人が
連絡をくれていると思うけど
今SNSを
見る余裕がなく
ちょっとだけ
ほんのちょっとだけ
2人の時間を
おそらく
最期の時間を
(肉体としては)
過ごしたいなと
思っている今でした。