ニューヨークに来てから
さらにひどくなっている
アジア人ヘイト事件。
領事館からくるメールも怖すぎだし
↑なるべくアジア人と
見えないかっこで、とか
地下鉄はなるべく使うなとか
一人で歩くなとか。
だけど
私の周りでもかなり深刻なヘイトを
耳にする。
日本に届いてるニュースなんて
おそらく氷山の一角で
そもそも秋のニューヨークでは
私もどつかれたし
sitチャイニーズ、と
叫ばれて後ろからどつかれた。
今でも右背中に青あざある。
今回も突然53st7avあたりで
黒人デカイ男子に追いかけられて
５０m12秒の私が全力ダッシュした。
路地にさっと入って逃れたけど
多分あの男かなりラリってた。
そして、おそらく、アジア人野郎！
って叫んでいた。
昼間の地下鉄にも恐る恐る乗り
車掌さんがいる車両を
見つけて人が多い場所に乗る。
常に
目を伏せて
アジア人に見えないよう
フードをかぶり
マスクをなるべく顔全体に。
人が多いっつっても
中には変なやつもいるので
そこはほらオーラ観察をして
マーブルな人がいない車両を選ぶ。
必ず後ろを見て誰かきてないかチェック。
セントラルパークでも
できるだけ
マフラーで顔をかくし
マスクを上まで大きく上げて
小走りに歩く。
なんでこうなっちゃったんだろ。
でもアジア人差別なんて
今にはじまったことではない。
私が人生初のアメリカにきたのは
モンタナだったけど
モンタナみたいな田舎町には
アジア人の顔なんて当時
珍しいだけではなく奇妙だったのだと想う。
あからさまに嫌な顔されたの覚えてるし。
学生時代
バンクーバーからシアトルでしばらく
暮らした時も、嫌な目にはたくさん遭った。
当時は若かりしぴちぴち女子だったので、笑
セクシャルなハラスメントとヘイトとの
ダブルパンチでかなり悔しい思いをした。
ヨーロッパでも
たくさんやなこと言われたし
とにかく欧米で
差別には確実に合うのだから
もう仕方がない。
だけども
昨今のこれは
本当にヤバい。
コロナが人としての魂を
奪ってしまっている。
しかも
銃や薬が溢れる街は
なおさら怖い。
あっちからしたら
お前たちアジア人のせいでこうなった。
になってるし
お前らが死ねばいい。
になってるし
なんなら
こっちはもうどうなってもいいんだぞ
的なやけっぱちだから
何かの拍子で
命を奪われる、
またはそれ以上のひどい目に遭わされる
のも、覚悟をして歩かねばならない。
結構さすがの私も参っていたのだけど
Galleryのエレベータで
一緒になったコリアンのアーティスト男子が
恐怖を一掃してくれた。
アジア人ヘイトが怖いって話をしたんだけど、
マリ、ぼくらはアーティストだろ？
恐れすぎないで。
と。私の手を取り、チェルシーの様々な
ギャラリーに連れていってくれて
見てよマリ。
どのギャラリーも、人が行き来している。
人種関係なく、色んな人が絵をみている。
今年になってやっとギャラリーも本格的に
人が入れるようになり、
あちこちのギャラリーがオープンしていた。
一部ではそういうこともある。
でも芸術家はそんなことより
絵に集中して。
アートに国境は関係ない。
むしろアジアンであることを誇りにしよう。
そんな話をしてくれた呉くん。
胸がいっぱいになった。
チェルシー界隈は確かに
秋の風景とは全く違う。
何かが芽吹いて、そして立ち向かう
そんな強さで溢れていました。
戦う、というか。
くるべき理不尽には立ち向かう。
そんな中、
私の設営も、
今回はいつもとは違うアートで
ひしめき合っています。
アブストラクト初チャレンジ、
なかなか、いいかもしれない。
ニューヨークは映える大きさだ。
zoom生鑑定・メール悩み鑑定。はじまります。
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