今日は仕事が休みだったので、美容院の後で弟が暮らす実家へ行った。
もちろん、催促されまくっている不倫相手の荷物を発送するためだ。
 
クローゼットをふさぐ廃棄品は、私ひとりの力で持ち上がるものばかりではない。
弟はリモートで仕事中だから、少しずつ荷物をずらしながらなんとかクローゼットをこじ開けて荷物を取り出した。
 
下着類はごみ袋に詰め込んでいたので、そのまま段ボールにぶっこみ大作戦。
 
「息子さんも下着なんて触りたくないでしょうから、タンスをそのまま段ボールにひっくり返して入れてくれればいいですから」
 
発送方法までご指定されていたくらいだから、詰め込み方にもこだわる方かと思いきや、そこは許容してくださったので言われた通りただ詰め込んだ。
 
弟が実家に引っ越した際の段ボールを再利用。
3箱くらいで済むかと思いきや、見積もりは大幅にオーバーした計5箱。
もちろん、着払い。
 
(1650円×4箱)+(1690円×1箱)=7490円
 
億劫だった作業は30分もかからず終了。
でも、もっと早くやっておけばよかったとは思えない。
未だに終わっていない手続きや申告などがあり、お墓もまだ買えていない中で優先すべき事項ではない。
 
とはいえ、これで彼女との接点はなくなった。
 
日曜着で送ったが、きっと何かしらの電話がかかってくる気がしてならない。
むしろ、ちょっとその展開もある意味楽しそうとさえ思えてきたが、実際に矢面にたつ弟の心労を考えると何もない方がいい。
 

 

「無理やり家に来させられていた。行きたくて行ったわけじゃない」と言った人の荷物の量だとは思えない。

ボーリングの玉まであった。

 

ノリノリじゃねーか。死人のせいにするなバーカ。