張り込み★その2をした翌日、弟と一緒に不倫相手の自宅近くの個室があるファミレスに行った。
前日、父に場所と時間を伝えて来てほしいと伝えていたためだ。
事前準備として、父と不倫相手に対する質問事項と要望をまとめておいた。
さらに、無駄になることは承知の上で証言書と念書を準備した。
しかし、予想通り父と不倫相手は現れず、父から電話で「自分は被疑者だ」という話を延々聞かされた。。。
女性にも再び電話とメールをしたが、音沙汰なし。
この時の会話が、生前の父と交わした最後の会話となった。
「もう2度と孫(私の娘)に会わせることはない」という私に、父は「ひどい仕打ちだ」と言った。
自分は被害者で、全面的に母を悪者扱いして不倫を続ける父に、当時4年生と年長の娘たちに会わせるわけがない。
次女はわかっていないが、敏感な長女は何か不穏なことが起こっていることには気づいていた。
そこで父に会い、母の悪口を聞かされたりしたら、いろいろ気付いてしまうだろうし、間違いなく傷つくことになる。
母を追い出し、不倫相手と孫と幸せに暮らすという父のとんでもない未来予想図に付き合う気はさらさらなかった。
好きなことをするのは構わないが、それゆえに失うものがあることを理解してほしいと伝えたがわかってもらえなかった。
この後、弟と共に母と話をし、母は離婚を決意。
ひとまず、別居するための家を探しはじめた。
父は父で、この日を境に探偵を警戒し、車行動をやめ、外泊をしなくなる。
探偵のチクりで、私と弟が女性宅付近に現れたと勘違いしたらしい。
アホめ。