戦前、日本人の一番多かったガンは胃ガンでした。
お茶には苦み成分のタンニンが原因だったようです。
それが胃の粘膜を荒らして、
胃ガンになっていたという説があります。
昔は今ほど飲料水の種類は多くなかったので、
飲み物といえば、水かお茶だったんですね。
お茶には健康飲料水的なイメージがありますが、
飲みすぎは禁物です。
ご存知の通り、人間の体には約60兆個の細胞があります。
その成分の大部分は水です。
それ以外にも血液やリンパ液内にも水が含まれています。
どちらも外から水を補給することで代謝され、
そこに溜まった老廃物や毒素を分解・排出しています。
ですから人間にとって、
いかに水が大切か分かると思いますが、
先に述べたように水以外で水分を摂るのは、
身体が欲していないんです。
人間は1日に約2.5リットルの水を、
尿や汗で排出しています。
食事などで1リットルの水分を補給しますので、
水として補給が必要なのは1.5リットルになります。
季節の差はありますが、1.5~2リットルの水を飲む必要があります。
水分を水以外で摂っても大丈夫か?
今まで清涼飲料水を飲んで、
何となく体がだるかったり、
疲労感を感じたことはありませんか。
糖分を多量に摂ると血糖値が急上昇し、
すい臓から大量のインスリンが分泌され、
体に余計な負担がかかるからです。
お茶には先に述べたタンニンの影響もありますが、
カフェインがコーヒーよりも多量に含まれていて、
その利尿作用でせっかくの水分が排出されてしまいます。
ビールなどのアルコール飲料はもっての他ですが・・・
そうです。身体には水が一番いいのです。
最近の飲料水には必ずと言っていいほど、
防腐剤などの添加物が入っていますし!
糖尿病の場合も絶対に水で水分を補給しましょう。
60兆個の細胞を浄化させるために、
できるだけきれいな水を飲むようにします。
水だけではありませんが、
人間の体は修復可能です。
地道に食事療法、運動療法を実践すれば、
回復の可能性は十分にあります。
決してあきらめてはなりませんよ。