復習しておこう!
糖尿病とは、
膵臓がオーバーワークになり、
膵臓機能が低下し、
血糖値を正常に保てなくなるために起こる。
膵臓がオーバーワークになる原因は、
精白食品(白砂糖や白米など)を摂ると、
消化吸収しやすいので、
血糖値を急激に上昇させる。
このとき生体は、
血糖値を一定に保つために、
すい臓からインスリンというホルモンを盛んに分泌させて、
異常な過血糖を抑えようとする。
このような状態が長く続くと、
すい臓は疲れ果ててしまい、
ついには動脈壁にあるインスリンも動員して、
過血糖の処理にあたろうとする。
この時何が起こるか、
そこが糖尿病の怖いところである。
動脈壁の細胞内に含まれるインスリンの役割は、
動脈に適度の弾力性を持たせているのである。
それがなくなったら何が起こるか想像してみて欲しい。
すなわち弾力性のなくなった動脈は、
動脈硬化を引き起こすのである。
これが原因で、
脳卒中や狭心症、心筋梗塞などの、
血管・心臓系の病気になりやくなる。
ご存知の通り、
これらの病気は致命的な病気である。
だから、糖尿病は症状がないからと言って、
決して甘く見てはいけないのである。
ところで、なぜ糖尿病の人がガン体質なのであるのか?
過剰血糖すら迅速に処理できないようになっているといことは、
血液の汚れも浄化できない状態になっているということである。
ガンは血液の汚れが原因で発症する。
すなわち、
糖尿病体質 = ガン体質
ということになる。