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去年の6月1日の写真。

やっぱり去年に比べると果実の成長は遅いですね。あと4日でこうなるとはとても思えません。
成長がゆっくりのときほど美味しくなる、ということは、うちのお客さんはよくご存知。
イチゴもトマトも、ゆっくり大きくなる厳冬期がいちばん甘くなりましたね。
今年の桃、どんな桃になるのか、ますます楽しみになってきました。


昨日は水俣の友人宅でおいしいごはんを食べて、お酒を飲んできました。
(友人とお酒飲む楽しみは人生の宝物。たまに、ど~んと飲んでます)


初めて会った人も、旧知の人もいましたが、テーブルは途中から
女部と男部に分かれてしまった。
なぜかというと女子部が、「けっこん」をテーマに、話が大盛り上がりしてしまったから。


日本一周のたびをしている途中の男性が、なぜか次の町に何ヶ月も移動しない。
おかしいな、と思っているうちに、その彼と恋仲になり、
日本一周を完遂したのち、関東から熊本に移住をきめた彼から
プロポーズされ、結婚した女性がいました。


長く付き合い、結納もすんでいた男性と別れることになった女性もいました。

職場に「結婚はしないことになりました!」とけなげに報告したら、
翌日職場の人からプロポーズされた
別に好みでもなく、好きでもなかった
だけど職場のみんなが「あの人はいい男だ」と断定するような男性。

長く付き合ったって別れるときは別れるんだし、と
恋人期間はゼロで、その人と結婚したそう。

それから30年。いい夫婦で、いい子供にも、いい仕事にも恵まれ、
「破談でよかったー、神様ありがとー」
という状態になってます。
私が30年前のその職場にいたとしても、「あの人はすばらしい、結婚すべし」
と太鼓判おしたと思う、実際、人間的にすばらしいご主人です。


そこにいた人の共通の知人である、ある男性は、一人の女性に三回ふられて、
それでもあきらめずにプロポーズをくりかえして、
やっと結婚してもらったそうです。

昨夜のテーブルでは「彼は、あの彼女以外の人とは、誰とも結婚しなかっただろう」といわれていました。
彼にもそれがわかっていたんでしょう。


人はこの人と結婚してもいい、と何によって判断するのか

についても、各自体験談が紹介されました。

好きとかで決めるのは「恋人」で
特別大好きってわけじゃないけど、なんかひっかかる、くらいで結婚するのが「配偶者」だとする説は
上記の、結婚30年めの人から出されました。

私も賛成。
なんかひっかかる、の意味はけっこう深くて、左脳的にはその人のよさを全把握してないが、
心の奥底から弱弱しいけれど、「この人、OK」の声がきこえる・・・くらいで
結婚するのがいいんじゃないですかねえと

私はこの七年間で、
「うちぬのさんとの結婚を決めた理由はなにか」という質問を、
ものすごくたくさん、たぶん百人近くから聞かれてます。
そんなに珍しい話ですか? といいたいですが、私の決断が不思議に見えるのか、
ありとあらゆる人から質問され続けたような気がします。

「農家になりたかったから?」
「熊本に移住したかったから?」
「錦町がきれいな町だったから?」
「性的に引かれるものがあったから?」
「彼がいい顔をしているから?」
「彼がやさしいから?」
「彼がいい匂いだから?」

これぜんぶ、私が答えに迷っているあいだに、質問したみなさまが私に言ったこと。


わたしにとって、最大のきめてはコレでした。

「一緒にいると、いっぱい笑えそう」


仕事の能力も性格も顔も体格も生活スタイルも、
すべて変わる可能性おおいにありますから
これ、というポイントに執着したところで意味はない

7年もいると昔より馬鹿笑いの回数は減ってますが
(午前2時の就寝時に、寝てると思った彼が突然発した一言に大爆笑したこともありましたっけ)

それでもたまに、彼の意図と関係なく、こちらの爆笑がとまらなくなる
お笑い芸的なセンスでは笑わしてもらえませんが




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