厚労省、財務省、外務省。。。一言に官庁と言っても色々な省庁にわかれています。
職員は筆記試験の後の官庁訪問でふるいにかけられた上で各省庁の門をくぐっています。。
各省庁は所掌事務もそれぞれ。採用の際に重視していることも違いますし、入ってからの業務も異なります。

そのため、キャラクターにも微妙な違いが出てくることに…


今日は色々な省庁の職員を身近で見てきた私の独断と偏見による、省庁別のキャラクターをご紹介します。


財務
これまで所属したコミュニティでは常にトップ集団に位置してきた(と思われる)高偏差値の集まり。なぜか同期の結束も堅い。
※余談だが財務省では、お昼は所属する係のメンバーと一緒に食堂で食べる、らしい。そのあたりにも結束の固さが垣間見える?
仲が良すぎるためか、飲み会等でも同期内で盛り上がりすぎて周りを置いてきぼりにしてしまうことも(実話)。
ちなみに各省庁の仕事で彼らに予算要求をすることがあるが、かなり色々突っ込まれ、結果怒られている気分になり結構へこむことも。黒いスーツ多めのイメージ(なんとなく)。

経産
ノリの良さでは省庁イチ。様々な分野の政策に提言を行うため、フットワークも軽い。そのためか、いろんな業界の人たちと知り合いになっている。
なんとなく広告業界の人のイメージ(広告に知り合いいないけど。)。
モテそう。なんとなくスーツもおしゃれ。
他省庁の所掌とバッティングする政策を時に提案する。実際に調整することとなる他省庁の職員から「これまでの経緯も知らないのに勝手なことを…」とうらまれたりする。

総務自治
1年目から自治体に送り込まれ、数年おきに霞が関と自治体を行ったり来たりする生活。
※将来的にやめて知事になる人も多い。
そのためか、コミュニケーション能力が高い者が多い。
といっても経産省的なノリの良さではなく、人当たりの良さという意味でのコミュ力。
6年目ぐらいで自治体に課長として出向するため、行った先々で愛されるような人間を採用しているのでは、と推測する。
個人ではくだけたいい奴が多いが、省としてのノリは固め(地方財政、行政を担当しているため当然か)。
他省庁が自治体に関する制度変更をするときは必ずここにお伺いを立てる必要がある。色々突っ込まれるため、怒られている気分になり結構へこむ(2回目)。
総務省には他にICT(櫻井さんのパパのところ)と統計採用がいるが数は少ない。


警察

財務と同じぐらい結束堅い。新人研修時の早朝、外から声が聞こえると思ったら警察庁の人々が外でランニングをしていてびっくりした記憶あり。そんな体育会的ノリは入省後警察学校に入るからか。

めちゃくちゃ出世が早いらしい(ウィキ情報)。
実は厚労省とはあまり絡みがなく、入省後彼らが何をしているのか全く分からないというのが正直なところ。(あんまり知らない)


内閣府

プロパーの採用もあるが、内閣府の中をのぞくと各省から出向した職員が結構いる。そのためプロパーの人についてのイメージがそんなになし。各省庁にまたがる政策のとりまとめをしたり、経済分析をしたりしてる(あんまり知らない。2回目。)


外務

入省時からシュッとしてる人種多め。大使館にいる職員の中には各省からの出向者(アタッシェ)もいて、みんなが外務省のプロパーなわけではない。


厚労

元厚生省と労働省が合併した省庁。よく言われるのは「厚生系はスピード感、労働系は丁寧さ」が重視される、とか。新人の時に人事からは、同じようなタイプばかり取っていると組織が硬直化するので、バランスを考えて取っている、ときいたことが(私は変わり者採用とのこと。褒められてないね。間違いなく。)。比較的バラエティにとんだ人間がいるイメージ。