♬なんで日本の神様は○○の命(みこと)って言うの?♬ | ♪ILL be right here♪~♡あなたに言の葉の処方箋♡

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~何気ない言葉の中には貴女に知ってもらいたいメッセージが沢山込められています。学校では教えられない和の伝言をここに綴ります♪~

前回の「国という行政機関ってどこにあるの」については、本当に多くのご賛同を賜り感謝申し上げます!

 

そこでまずは前回のちょい続きと言いますか、参考写真を添付してみましたので参照ください。

 

 

これは過日わたしが出席した自治体の会議で配布された資料の1部から抜粋したものです。

 

おかしい文章だと思いませんか?

 

我がでは、云々って、いきなり「国」が重複していることに気づきます。

 

それを言うのならば「我が国では、政府及び地方自治体ともに・・・」と私なら綴ります。

 

国の重複使用は無論おかしいのですが、次に政府と地方自体は横並びではないので、ここでは「及び」を使用し、管轄の流れを表現します。

この文章では国(=政府)と地方(地方自体)が行政の意思決定機関として明らかに大きな性質差があるのにも関わらず、「、」だけで横並び表記をしているのです。

 

何気ない1文に見えるかもしれませんが、良く吟味するとこうした表現だらけの公的文書が全国各地に出回っているのですね・・・。

 

さて!今回のお話は、頂戴したコメントからの気づきでございます!

 

 

まおまおさんからの暖かいコメントです!ありがとうございます!

 

「私も応援しております」

 

応援という言葉は誠に嬉しく、励みになりますよねびっくりマーク

 

しかし、応援は生きている人しか出来ないのでしょうか?・・・・←いや・・普通に考えれば当たり前じゃんかと怒られそうなのですが(^^♪

 

ところがですびっくりマーク

 

先人はそうは考えていなかったのです!

 

先日葬儀の奉仕をした際、遺族の方から「なんで日本では古来から死んだら○○の命(みこと)と呼ぶのですか?」とご質問を受けました。

 

例えば山田○○さんがお亡くなりになりますと、山田○○大人命(うしのみこと)というご先祖神さまとなるのです。

 

これは古事記に登場する神様とまったく同様です。

 

イザナギの命・スサノオの命・ヤマトタケルの命等等・・・我が国では神様となると「命(みこと)」となります。

 

実はこの「命(みこと)」の意味・・・・「いのち」の意ではございません。

 

命(尊とも)とは当て字で、本来は「御言(みこと)」の意味なのです気づき気づき

 

御言(みこと)とは「例えこの世から目に見えない存在になっても、きっと体内に生き残る血や記憶に残る姿を思い出せば、なんらかの応援メッセージを(声無き声ながらも)発してくれる!」という意味であり、そうした存在だからこそ「隠れた身」、つまり「隠身=神」と呼称したのです愛愛

 

それは遠い遠い古から1本の道で繋がってきた証でもあり、代々にわたって産まれた路(みち)をつないできた証でもあるから、先人はこれを「産路(うじ)=氏」と言いました

 

氏名と簡単に言いますが、「氏」にはこれほどまでに自然や祖先を敬う皆様方のご先祖様の思いが込められていたのですラブラブラブラブ

 

なんとしてでも未来にタスキを繋いできた下さった数え切れない「命さま」に対して、今この時代を託された私たちは、本当にその付託に答えられているのかなと改めて考えてみていただければ嬉しく思いますラブラブ