♪ちゃんと教育すれば、怪しい宗〇に引っかからないんだけど♪ | ♪ILL be right here♪~♡あなたに言の葉の処方箋♡

♪ILL be right here♪~♡あなたに言の葉の処方箋♡

~何気ない言葉の中には貴女に知ってもらいたいメッセージが沢山込められています。学校では教えられない和の伝言をここに綴ります♪~

「あなたの○代前のご先祖さまの影響で、現在○○のような現象(得てして不幸を煽ることばっかり)が起きているのです」っと、その手の方から言われたのですが、どうしたら良いですか・・・・っといったお悩みを受けることがございます。

 

しかし、ご先祖とか動物とか、すでに現世に存在しないものが、如何なる作用を発揮することができるか否かという疑問に対して、わたしに質問するのは、実はお門違いだと先ずはお答えします・

 

なぜなら、物事には必ずそれを「証明」するものが必要であり、口にする者は、それを解き明かす義務を伴っているはずで、証明出来ないことを平然と他人様に言うのであれば、ペテン師と同類だと思うのです気づき気づき

 

では、こうしたことを他人様に口にする方はどういった学問を用いて研究したら良いのかといえば、名門大学に進学して量子物理学を学んだら良いと思います!

量子物理学は現在、最先端の研究がなされている分野で、わたしの知り合いのお子様も日夜研究に勤しんでおります。

 

それは誰かの本を読んだからすべてが正しいというレベルではなく、自らが口にしたことが、他人様の人生にどれだけ大きな精神的不安を与えているのか・・・そしてその不安に対して確固たる責任が取られるのかという自らの社会的立ち位置を理解出来ているかどうかを証明する場ともなるのです。だから学問ってとても大事なのです。

 

逆説的に言えば、誰かに何かを言われて、不安になったり、ムッとしたときは、「でもさー、この人こんなこと私に言ってくるけれども、じゃー実際、わたしの人生の責任を取ってくれるほどの存在なのかな~」って思うと、人間関係の悩みのほとんどは解決すると思いますOKOK

 

そうなんです!ほとんどの他人は自分の人生の責任など取る気はさらさらないです。だから、簡単に証明もできないことを平気で言ってくるのですから、読者のみなさまも参考にされてみてくださいラブラブ

 

 

さて、物理学が正に物理的な現象を証明する分野であれば、それは一体何を証明しているのでしょうか?

 

これが現在、M大学のK教授とわたしが研究しているテーマになるのですが、それは先人が神道と呼称し、後世に残した伝統行事を物理学や栄養学の観点からみた場合の整合性という研究ですびっくりマーク←でも何回も言いますが、わたしは考古学や民俗学からの意見を述べるだけで、物理のぶつもわかりましぇ~~ん爆  笑爆  笑爆  笑

 

それゆえ、件のようなお悩みに関しては、目に見えるような明瞭な答えは持ち合わせていないという結論になります。

 

但し、「あなたの○○代前の先祖」というフレーズ・・・・これは明らかに日本人の祖霊感を持ち合わせていないものの発言であることははっきりとわかります。

 

今回は一つの答えとして、国史や栄養学などからこれを証明しましょう!

 

まず、我が国では往古より、先祖神=個人という捉え方はございませんでした!(キッパリ!)

 

これは「氏神(うじがみ)」という言葉が今も残っておりますことから、先祖様とは遠い古の初代から現在の血のつながりにおける「(自身が)まれてくるまでの時間的繋がり(=・・道とは路であり、歩く地面の意ではなく、時間の経過)の中に確かに存在し、今はすでに目には見えないが隠れた身(隠身=神)として大自然の中から見守ってくださるという意味から、産路神=うじがみと呼称されたように、原初は、単体としての先祖ではなく、総称としての神さまと考えれたのです飛び出すハート

 

飛鳥時代以降から、仏教を布教した蘇我氏は、物部氏を倒し、国史では唯一となる「仏教の国教化政策」が行われました。

 

ここから鎌倉時代に至る布教の中で、総体としての先祖神は、次第に一個人の仏としての性格を帯びていったのです。

 

次に、昔から家々には「屋敷神」といわれる民俗信仰が我が国にはございます。

 

これも字だけ見れば、家々の中に不思議な力をもった存在がいるかのようなイメージを持ってしまいがちですが、これにもちゃんとした理由があるのです!

 

古の時代は、農耕技術にも限界があって、飢饉が襲ってきた場合の対処は、現在のように冷蔵庫も保温庫も当然ありません・・。

 

 

籾(もみ)を保管する高床式倉庫の発明は画期的でしたが、それでも保管年数には限度があり、なんといっても保管期間中に栄養価は落ちていきます・・・ガーン

 

そこで先人は、飢饉がきても、デンプンを栄養価として危機を乗り切る術として、家の土壁に藁(わら)を塗りこんだのです!!

実は藁には、デンプンの成分が含まれており、太古の世にそれを既に研究し、保管方法を発明していたのですびっくりマークびっくりマーク

 

土壁に塗りこまれた藁の保管年数は、百年以上!!デンプンの栄養価も落ないことが既に解明されているのです。

 

つまり、屋敷神とは、命を守ってくれる自然の恵みそのものをが藁を塗りこんだ「家」そのものであることから、暑さ寒さをしのいでくれるだけではない存在に感謝したのですネ飛び出すハート飛び出すハート

 

以上の観点から、自分の先祖が災いの原因とか、家の方角がどうのこうのという理屈は、鎌倉時代以降、他国の文化が輸入され、やがて我が国固有の風習の原点が忘れ去られる中で、尾ひれはひれがついていった「物理的立証を伴わないお話」であることが理解できてくるはずですOKOK

 

夢もへちまもないョ~~っと、思われても仕方がないのは重々承知しておりますが、やはり我が国固有の風土や風習と宗教学との違いは義務教育にて{正確に)教えることが、霊感商法に引っかからない最良の解決法だと思うのですウインクウインク