「本日は幸せの処方箋」です
お約束の再アップです!桃太郎のお話と先人の生き様が見事にリンクしていたことを綴った一例です!是非読んでネ
スポーツ大好き!加藤美和様のブログですいつも拙者の稚拙冗漫なる記事にも「いいね!」を下さり、感謝申し上げる次第でございますお忙しい中、コマメに更新されており、いつも元気一杯の美和さんです是非!応援して下さいネ
さて、桃太郎の舞台記事の紹介を拝読いたし、小生は桃と小豆について思いつくところを記してみました
私、先日広島に出張した際、楽しみにておりました「うどんの力」の「あんころ餅」を頂いてまいりました
新大阪では姫路名物「御座候」の回転焼き(しっこにアリが寄ってきそう・・・)汚い
で・・・・なぜ「桃太郎」と「あんこ」なの?ということですが、春を向けて先賢が食した食材が「桃の種」と「小豆(あずき)」なんであります
桃の種の中身は「仁(にん)」といい、之を「桃仁(とうにん)」といいます(因みに杏の種は杏仁(あんにん)と言いますよネ)
古事記に於いては、イザナギの命が黄泉(よみ)の国という世界に旅立ってしまった妻イザナミの命を追う件。
そこには醜女(しこめ)という貞子のような化け物が睨んできて追いかけてきます
「やめろ~~~オレは・・オレは・・やっぱり美人が大好きなんじゃ~~~女優でいったら石原さとみちゃん!女子アナでいったら河野恵さん!アーティストでいったら~~etc
」と叫んだイザナギの命。(ここは私の私情が多分にこもっていますコラッ!)
するとあら不思議なんと目の前に、桃の木が生えてきたのです
これに飛びついた化け物イザナギは無事逃げることが出来たといいます
桃仁を滋養強壮薬として摂取した背景には、春到来と共に、稲作作業に従事することが出来るよう、心のケガレを除き、体調万全で臨もうとする先人の知恵が隠れています
事実、西洋医学においても桃仁は、元気になる効能は勿論、女性ホルモンを整える作用があることも証明されております
女性ホルモンを整える・・・?
桃太郎はなぜ桃から生まれたのかな?ひょっとしたら・・・なんて推察すると先賢の知恵の深さに更に感心してしまいますネ・・・・・しかも、こんなに綺麗な表現で性教育を行っていたなんて!
節分のお話しは以前しましたので割愛しますが、やはり豆は「魔」を「滅する」ことで「魔滅(まめ)」でありますから、大豆は祓いの道具としましたが、小豆(あずき)に関しては、また別格のものとして扱いました。
小豆の「あ」は「赤い」。「つき」は「尽き」。従って、赤い豆で早く煮える(蕩ける)という意味です。(古代では赤とはケガレの無い色とされました。現在も赤ちゃんといいますネ)
これも以前書きました「先祖は銭湯のいますよ」で述べておりますので割愛しますが、春は先祖が家々にお戻りになります(春の彼岸)。
そこで、先人は当時、贅沢なごちそうであったお餅に砂糖、魔を滅する小豆を混ぜてお菓子をお供えしたのです
但し、小豆は前年の秋に収穫して硬くなっていますから、ご先祖様に失礼ということで「こしあん」としたのですネ
之を春の花「牡丹」に似せて「ボタ餅」と呼称します
反対に秋は収穫したての「小豆」ですから柔らかい。
従って、豆の状態で煮たのが「粒あん」と言います
之を秋の花「萩」の色に似せて「お萩(はぎ)」と呼称します
季節季節のお菓子や果物
おいしく頂くことは勿論ですが、やはり先ずは神様仏様に供え、次に人様に施し、最後に自分という順番を守ることも、社会生活、特に人間関係がなぜうまくいかないのか?というお悩みがある方は大いに参考にして欲しいな・・・っと思います
江戸時代の茶人の言葉
「茶とは薪を取り、湯を沸かし、茶をたてる。立てた茶は神仏に供え、人に施し、我も飲むのがその心なり・・・」