大わらじ製作 その4
6月1日(日)
大わらじ製作もいよいよ佳境に入りました。
そもそもわらじと御殿場とのかかわりも
あまり知らない今の子どもたち。
保存会の敏ちゃんは藁の縒り方を
几帳面な敏ちゃんは、
大わらじの鼻緒の折り返しの長さを決める
仕上げに入れば入るほど表情も真剣。
子供たちにわかってほしい…。
でも楽しんでくれていることは分かる。
お昼は市の職員手ずから配膳。
今日のお昼は力亭のカレーとわさびコロッケ。
お父さんが割って見せたコロッケの色を
コミセンの前に運ばれてきた大きな木は
30年前の青年団が富士山麓から切り出して作った
大金剛杖です。
長いこと仏舎利塔の仁王門の前に置かれていました。
大金剛杖は2本あって、これは細い方です。
それでも6mあります。
太い方はまだ仏舎利塔にあります。
長いこと風雪に耐えてきた大金剛杖は
日に焼け、両先端は腐食し、
蟻が沢山入り込んでいました。
今年はこの大金剛杖を男性陣が担ぎます。
午後は別のグループの学生たちが来て
みんな感動しています。
ここに自分の手が入ったことで、
きっと愛着も感じてくれると思います。
あとは化粧を残すのみとなった大わらじ。
今年は大わらじ2対と子供わらじ1対を作りました。
嬉しそうに微笑む子供たちの目の先には…
7月12日。
みんな、わらじ祭りで再開しましょうね。