富士山の日
2月23日(日)
2月23日は富士山の日。
富士山の周りの市町では、
沢山のイベントが開かれています。
御殿場市の市民交流センターふじざくらでは
館内各所で様々なイベントが開かれる中、
市の企画課が募集した
幼・保育園の年長さんたちの描いた
「富士山絵画展」が開かれています。
その絵の中から、今日12点を選んで
今年もありがとうふじさんの缶バッチを作ります。
これが今年選ばれた絵です。
応募総数930点。
930の富士山があります。
とてもすべては並べられないのでここまでにします
会場の入口でスタッフと打ち合わせ。
絵の選定委員にお招きしたのは
ありがとうふじさんのCDデザインやロゴマーク、
缶バッチのデザインなどなどお手伝いくださっている
デザイナーの松田百加さん。
姉妹のように似ているといわれる私たちです。
作詞家の門谷憲二さん。
そして審査員長はイラストレーターの黒井健さん。
気になる絵をチェックしながらカメラに収めていきます。
膨大な数の富士山の絵に、みんなびっくりです。
「富士山というテーマだけでこれだけいろんな絵があるんだね」
と黒井さんも関心しきり。
控室でそれぞれが選んだ作品の写真を見せ合いながら大論争。
その結果、バッチにはならないけど、
絵として素晴らしいということで
審査員特別賞が設けられることになりました。
黒井さんのサイン入り絵本が贈られます。
絵は12点の絵と一緒に、
1年間、御殿場市の各所で展示されます。
そのころ交流ホールでは書家の鳥宮先生の仕切りで
小学生を対象とした席書大会が行われていました。
釣り看板の準備もできました。
ここで子供たちは初めてテーマを与えられ、
筆を持ちます。
中には初めて筆を持つ子もいます。
「NPO ありがとう ふじさん」を支えてくださる重鎮のお二人。
書家の鳥宮先生と富岳会の山内先生。
初めての試みについて話しています。
参加する子供たちが集まりはじめました。
子どもたちは親から離れ一人になります。
鳥宮先生がテーマを出します。
今回のテーマはやはり『富士山』。
お手本を見せるのではなく、口頭でテーマを言います。
いよいよ書き始めます。
ひらがなでも漢字でも、
半紙は3枚与えられます。
その中から1枚を自分で選び、
後ろにシールを貼って提出します。
思い思いの富士山が書けました。
そして午後はパネルディスカッション『創造の扉』
子どもたちの感性の扉をどう開き、どう導いていくか。
ご両親や先生にはぜひ聞いていただきたいテーマでした。
そして黒井さんから子供たちの絵の総評。
選ばれた絵、それぞれについて話し合いました。
最後に昨年選ばれた子供たちの表彰式。
額装された絵が、子供たちの手に戻りました。
子どもたちが貰うのは、表彰状ではなく認定証です。
(今日は2013年度の表彰です)
絵を描いたときは年長さんでしたが
嬉しそうに絵を見せてくれる子。
お母さんと喜びを分かち合う子。
おそらく子供たちにとって、
人生初の表彰式だったと思います。
みんなが自分の感性に自信を持って向き合い、
それを育くむきっかけになってくれたら嬉しいです。
「NPO ありがとう ふじさん」の活動は
まだまだ知られていませんが
御殿場市の子どもたちと共に
御殿場が富士山アートの発信基地となるよう、
頑張っていきたいと思います。
参加してくださった皆さん、ご協力いただいたみなさん、
ありがとうございました。
そしてスタッフのみなさん、お疲れ様でした。