世界文化遺産推進の集い
11月25日(日)
昨日の雨はどこへやら。
いい天気です。
御殿場市民交流センター「ふじざくら」から見た
富士山の世界文化遺産登録が決まるまで
あと1年もありません。
富士山を囲む地域では
それまでにしなくてはならないことが山積しています。
そんな富士山を囲む市町の唯識者の方たちにお集まりいただいて
今日はパネルディスカッションです。
スタッフが集まったところで記念撮影。
市の職員もスタッフに加わりお手伝いしてくださり大忙し。
受付の後ろに飾られたのはポスターの原画と
推進歌の歌詞の書かれた書。
ひと段落したところでミーテイング。
こちらはステージ・スタッフ。
プロデューサーの山ちゃん、事務所の澤田さん、私、
融くん、PAの川永くん。
オープニングは私と融くんの演奏で
来賓の挨拶をするのは
推進運動の中で、御助力いただいた
細野豪志前環境大臣です。
お忙しい中、駆けつけてくださいました。
そして若林洋平御殿場市長の挨拶。
そして今日の講演をしてくださるのは
富士宮市の渡井正二氏。
富士宮市の世界遺産課を支える重鎮です。
以前、富士山世界文化遺産を巡るバスツアーを企画したとき、
富士宮でお世話になり、その説明の素晴らしさに感動して、
その場でお願いして内諾をいただいていました。
テーマは「富士修験の峰入り修行と御殿場」。
信仰の山としての富士山に、
御殿場市が深く関わったことを丁寧にお話しくださいました。
資料ひとつ持たず、45分間滔々とお話しくださる姿に
ただただ圧倒されました。
休憩をはさんで、いよいよパネルディスカッションです。
テーマは「富士山世界文化遺産登録後を見すえて」
私はコーディネーターとして参加です。
裾野市から参加いただいた根上博氏と
小山町から参加いただいた岩田忠次氏。
それぞれが違う地域と異なるお立場で、
富士山世界文化遺産登録推進に関わった方たちです。
ディスカッションはテーマを3つの期間に分けて進めました。
1.過去「イコモスの調査が入るまでのこと」
2.現在「6月の登録決定までの準備」
3.未来「登録後の問題点と将来のあり方」
それぞれのお立場から様々な意見を伺うことが出来ました。
最後を飾るのは御殿場市文化協会に所属するコーラスグループ
御殿場合唱団、グリークラブ、グリーン・シャポーによる歌。
1.「こころのふるさと~富士山~」
2.「富士山」
3.「ふるさと」
そして最後に会場の皆さんも一緒に
「こころのふるさと~富士山~」を歌ってくださいました。
短い準備期間で大変でしたが、
充実した内容で、
皆さんの協力のもと、何とか無事終了。
でもこれで終わったわけではありません。
今回のディスカッションで取り上げられた問題点を、
来年の登録決定までの間に
一つでも多く良い方向に導かなければなりません。
富士山世界文化遺産御殿場市民推進協会は
また新しいページを開きました。