あんずの脱走
夕べは居間であんずと寝ましたが
布団の中に入れればゴロゴロのどを鳴らすばかりでなく
みゃ~みゃ~鳴きっぱなし。
布団から出てもあちこち歩き回り、
みゃ~みゃ~鳴きっぱなし。
トイレは覚えてくれたものの、
これじゃあ私が寝られません。
うとうとしながら寝たり起きたりを繰り返すうち
窓の外が明るくなり始めました。
完ぺきに寝不足。
あんずだって寝不足だろうに…。
と思っていたら、
朝になってご飯を食べたら
自分だけ毛布の中に入って爆睡
ところが東山湖から帰ってからのこと。
あんずがいつの間にか姿を隠しました。
家人が畑をやったり私が衣替えをしたりと
二人でバタバタしていたので
あんずは寝ているものとばかり思っていましたが
何処を探してもいません。
もう外へ出たとしか考えられません。
外を探してみましたが見つかりません。
しばらくは茫然自失状態でした。
無事に家に戻ってくるか、
東山湖まで帰れるか…。
なんだか心が痛いです。
ところがです。
夕飯を終え、家人が外に出て何気に
「あんず~」と叫んだら
後ろで「みゃ~」
「あんずがいたよ~」と言う声に外へ出ると
薄暗がりの中にあんずがいました。
あんずはちゃんと帰ってきたのです。
懐中電灯と餌を持ってあんずに近づき、
20分ほど追いかけっこをして
ようやく裏の別荘の駐車場で捕まえることが出来ました。
でもお腹が空いて家の中に入りたかったようで、
抱っこをしても抵抗せず、
そのまますんなり家に帰れました。
しっかりご飯を食べたあんず。
きれいに拭いてあげると
またまた毛布の中で爆睡
やれやれ・・・
でもね、あんず。
今夜はひとりで居間で寝なさい