特別な日と変わらない日

暑い日が続いていますが猫たちは元気です。

夕暮れ時の東山湖。

すでに風は肌寒く感じるほどです。

桟橋の上でじゃれ合うこたろうとチビ太。

はしゃぎすぎて桟橋の端っこに…

「こたろう、危ない　落ちるよ」

でも瞬時に身をかわして無事でした。

遊び疲れてお尻を突き合わせて休む

こたろうとクロベエとチビ太。

写真を撮っている私の足元で

何やらゴソゴソ音がするかと思ったら…

しっぽが私のバッグをあさっています。

ドライフードの入った袋、発見

袋を持って私の足元へ来るしっぽ。

「開けて」とでも言いたいようです。

バッグのファスナーを閉めて

石碑の側のベンチに移動すると、

今度はバッグを持って行こうと咥えるしっぽ。

「それはちょっと無理なんじゃない…

　　　　それに、今さっきあげたじゃないの…」

それにしてもしっぽは

頭がいいのか鼻が利くのか…。

湖岸の土手の道でくつろぐこたろう。

そのこたろうの向こうにいるのはカメラ青年。

今日はダイヤモンド富士が見えるのです。

カメラ青年には特別な日だけど、

猫たちにとっては

いつもと変わらない夕暮れ時です。

　　　　　　　　　　………………つづく