35周年ファイナル・コンサート
2011年4月16日、
池上線の終着駅、蒲田。
アプリコホールの正面玄関です。
いよいよ今日、ここで35周年の
ファイナルコンサートが行われます。
照明を仕込む中、
メンバーも揃い、サウンド・チェック。
バンマスの融くん。
![西島三重子オフィシャルブログ「御殿場より愛をこめて」Powered by Ameba-16-5](https://stat.ameba.jp/user_images/20110417/22/nishijima-mieko/94/54/j/t02200147_0800053411172236059.jpg?caw=800)
そしてボーカルの私。
一部が始まりました。
M 1. のんだくれ
M 2. ジンライム
M 3. 千登勢橋
M 4. 凄春いろは草紙
M 6. SHADOW
この一年、各地でやって来ました。
融くんが一緒にギターを弾いてくれると、
自分が弾いているような錯覚までして
そのまえに……。
実は今回のコンサートを開催するに当たり
東日本大震災の被災地のことを思い、
自粛と言うことも考えたのですが
私自身が出来ることとして歌うことを決めました。
それにあたり、子どもの頃に読んだ
「心に太陽を持て」と言う詩を読ませていただきました。
心に太陽を持て
心に太陽を持て
嵐が 吹こうと
吹雪が 来ようと
天には黒雲
地には争いが絶えなかろうと
いつも 心に太陽を持て
くちびるに歌を持て
軽く、ほがらかに
自分のつとめ
自分の暮らしに
よしや苦労が絶えなかろうと
いつも、くちびるに歌を持て
苦しんでいる人
なやんでいる人には
こう、はげましてやろう
「勇気を失うな
くちびるに歌を持て
心に太陽を持て
新曲の『サイレント・デイズ』は
去年の2Daysライヴのリハをしたスタジオで
久しぶりに作詞家の児島由美さんと再会し、
これも何かの縁と、詩をお願いしたのです。
テーマはBOSSのコマーシャルの
『このろくでもない素晴らしい世界』。
いわば人生賛歌です。
M 7. サイレント・デイズ
融くんのアレンジでみんなのコーラスも加わり
深みのある曲に仕上がりました。
ここでスペシャル・ゲストの大杉漣さん登場。
実は大杉さんが出てくださることになった時、
どうしてもこの曲の中のセリフを
大杉さんに語っていただきたくて
ここから大杉さんのステージ。
M 9. 伝道(加川良)
いつもテレビや映画で見る大杉さんとは
一味違う大杉さんです。
大杉さんの人となりに触れて
改めてファンになった方も多かったと思います。
M11. おひさまのたね
そして休憩。
ここで今日のコンサートのためにコメントをくださった
みなみらんぼうさんと小柳ルミ子さんと
水森かおりさんの映像が流れました。
二部が始まる前に
ステージではスクリーンに
池上線の歴史と私との関わり合いが
スライドで流れました。
M12. 池上線
M13. 恋遊び
M14. 想い出をふりかえらずに
M15. いらいらトワイライト
M16. 火曜日にベルギーで
M17. 泣かないわ
M18. 永遠の少年たち
M19. リルケの詩集
そしてアンコールでは大杉さんにも出ていただいて
全員で『The Blue Hearts』の『青空』を大合唱。
会場も一体になって盛り上がりました。
大杉パワー、凄いです。
おかげで楽しいコンサートになりました。
コンサートのラスト・ナンバーとして
私が最も好きな曲です。
2時間45分のステージは幕を下ろしましたが、
ここから新たなスタートのつもりで頑張ります。
このコンサートに御尽力くださった皆さまと
会場にお越しくださったお客様に
心より感謝申し上げます。
そしてスタッフとメンバーにお疲れ様でした。