あんずの居場所

沼津から帰って、まだ日があったので

東山湖まで散歩に行きました。

湖岸にアオサギが一羽…と思ったら

なんとその前に一列に並ぶアオサギの群れ…

釣り客が帰った後はアオサギの独壇場です。

管理小屋前の橋のたもとにチャーリーがいました。

チャーリーはこの辺りではテリトリー外なので

他の猫たちに見つかると追われます。

すみれちゃんのお墓の前に植えたビオラは

元気に育っています。

誰もいない駐車場で

「こたろう～」と呼ぶと

抜け穴を通ってフェンスの向こうから

みんなと一目散に走ってきました。

このところあんずは

ちょっとみんなと距離を置いています。

やっぱり馴染めないのかな…。

私についてきた他の猫たちを気にして

裏の別荘の庭の一輪車の下に隠れるあんず。

こたろうが心配して

様子を見に行きました。

チビ太が覗き込むと…

あんずは怖がって猫パンチ

困ったね…

「だめだよ、あんず。

　　　　自分の居場所は自分で作らなきゃ…」

「………」


こたろうはクロベエとしっぽと一緒に穴遊び。

夕陽を浴びてまったり過ごす猫たち。

桜を撮りに来た男性がクロベエを撮っています。

猫たちの可愛い行動に

すっかり魅せられたみたいです。

ボートの近くで撮っているのは…

見慣れない猫です。

近づいてみると…チャーリーの兄弟でした。

チャーリーは確か３匹兄弟だったと思います。

久しぶりに見ました。

そんな様子をフェンスの抜け道から

じっと見つめているあんず。

あんずとこたろうを誘って

フェンスの奥の林に行くと、

やっぱりみんなもついてきました。

しっぽを怖がってこたろうの後ろに隠れるあんず。

「おにいちゃん、僕怖い…」

「大丈夫だよ、僕がいるから…」

そんな会話が聞こえてきそうです。

しっぽはそんな気ないとは思うんだけど…。

富士山の裾に夕陽が沈みます。

桟橋にはアオサギがいっぱい。

今日は土手をぐるりと回って

「フェラーリ」と呼ばれるポイントの小道から

土手を降りて帰りました。

夕陽を浴びて咲く桜。

満開は週末…

私のコンサートのあたりかな…