春の陽ざし

暖かな春の陽ざしが降り注ぐ東山湖。

お腹がいっぱいになったクロベエとチビ太は

石塀の上で日向ぼっこです。

あんずは元気を取り戻しました。

私がボートの方へ歩いていくと、

あとからついてきます。

その後ろから、しっぽもついてきます。

ボートの上に落ちていた枯木で遊ぶあんず。

しっぽがボートに乗ってきました。

ボートの隅に溜った水を飲むしっぽを

あんずがじっと見ています。


近寄るあんずに手を上げるしっぽ。

あんずは逃げてボートから降りてしまいました。

「そんなつもりじゃなかったんだけど…」

それが証拠に

あんずのすぐ上から飛び降りても…

しっぽは以前のように意地悪をしたりしません。

しっぽも少しずつあんずの存在を

認めてきているようです。


湖岸の桜の蕾も膨らみ始めました。


たんぽぽも咲き始めています。

このところ計画停電もなく、

通常の生活が戻りつつあります。

こんな風に平穏な空気に包まれていると

悲惨な災害があったことを

つい忘れてしまいそうになります。

被災地の桜はいつ咲くのでしょうか？

桜の花を見たら、被災地の方たちも

きっと心が温もるでしょう。

新しい若芽が出るように、

一日も早く心に勇気と元気を

取り戻してほしいものです。