災害援助 | 西島三重子オフィシャルブログ「御殿場より愛をこめて」Powered by Ameba

災害援助

土曜日の夜、『御殿場大學協会』の定例会がありました。

『大学協会』のメンバーは主に御殿場または小山地区

出身、在住の大學の先生経験者ですが、

私は文化人ということでお招きをいただき、

参加させていただいています。

去年一年の活動の総括と反省会に加えて、

新しく入ったメンバーの紹介もありました。


本題が終わったところで今回の災害の話になり、

御殿場市としてするべきことなど話し合いました。

それぞれが思うところがあり、

話すうちに思いが溢れ、声も大きくなっていきました。

メンバーの加藤薫氏は神戸の震災の時、

学生を連れて一か月もの間、

ボランティアとして活動していてたそうです。

そのときの体験談はとても興味深いものがありました。

やみくもにものを送っても無駄になることが多いこと、

段階に応じて必要なものが変わるので

せっかくの善意が無駄にならないようにすること。

生きた援助をするためにいつ何をなすべきか、

そんな話で盛り上がりました。


また新メンバーのYMCA『東山荘』の所長さんの話では

被災者を15人受け入れているとのことでした。

始めは足柄のサービスエリアで3日間過ごした家族が

行き場を探していて、コンシェルジュに相談し、

そこから打診があり、受け入れたのだそうです。

その後もう一家族と男性が一人、

計15人を受け入れているそうです。


全国で被災者の受け入れが始まっている中、

御殿場市ではどうなっているのか…?

今夜の話をまとめて、一日も早く、

市長に提言しようということになりました。


加藤氏が提言をまとめ、22日に5分でも10分でも

市長にお時間をいただこうということになりました。


そして今日、

私たちの思いは通じ、

計画停電の中、市長にお時間をいただきました。


私たちが思っていることは市長のお考えと同じでした。

市の災害援助対策の概要を聞き、

メンバー全員、胸を撫で下ろしました。


御殿場市は相馬市と災害協定を結んでいるそうです。

すでに相馬市長から要請があり、

明日、水と毛布を送ることになっているそうです。

市の体育館には大量の毛布が集まっています。

市長曰く、

「御殿場市民は熱いですよ」