雪の一日
昨夜から雪予報が出ていた御殿場でしたが
小雨が雪に変わったのは明け方でした。
昼時の御殿場駅の富士山口です。
今日はいつもより車も少ないです。
駅前に展示されている『D52』も雪の中です。
かつては雪の中をこうして走っていたのでしょう。
開通当初は住民から汽車から火の粉が飛んで
民家が焼けるのではないかと反対され、
当時の町の中心地を外れて
線路が敷かれたと聞いています。
丹那トンネルが開通するまでは
東海道本線の一部として活躍していた御殿場線。
戦時中に鉄が足りないと線路をはがされ単線になり、
いまだに単線のままです。
それでも地域住民の足として
その責務を果たしています。
私はこの単線が好きです。
前だけを見て走り続ける人間社会に、
大切なものを投げかけているような気がします。
ふと、以前、沼津へ向かう車中で
背中合せに座った青年が
隣に座った老人に話しかけた言葉を思い出しました。
「今の時代、機械とかなんとか、どんどん変わっちゃうし、
うまく言えないけど、よくわかんないんだよね。
俺さぁ、大すきなものに囲まれて
ゆっくり歳をとっていくのが夢なんだ…」
その言葉を聞きながら
なんだか心がほっこりしたのを思い出します。
今日の東山湖です。
流石に釣り客は少ないです。
奥の駐車場です。
天気が良ければ
連休の釣り客の車で賑わうところです。
流石に猫たちは小屋の中でしたが
私たちが行くと、大喜びで出てきました。
今日はこたろうを我が家に連れてきました。
ソファーの上で熟睡するこたろうです。
通る車も少なく、静かです。
大家さんの家へ通じる私道も畑も真っ白です。
昼間は賑わっていた裏庭の鳥の餌場も、
鳥たちが早々とねぐらへ帰り、