クロベエの災難
窓の外で、朝からジージー騒ぐのは
ヤマガラです。
エサ入れに餌が無いと
窓の中の私たちの視線に入るように、
視界をブンブン飛んだり、
窓際の小枝やエサ入れに止まって
家の中に向かってジージー鳴きます。
そんな窓辺の小さな笊籠に、
大きな笊籠に入ると、
すみれちゃんに奪われるので
小さな笊籠に入っています。
でも今日はすみれちゃんは
点滴入院の日なので家にはいません。
こたろうは雨予報で避難してきていたのですが
狭い家の中にいて運動不足だったこたろうは
クロベエを見つけて,早速ダッシュ
気づいたクロベエは大慌て
あらら…
どうやらクロベエは穴に逃げ込みました。
しっぽとチビ太がいないと思ったら
釣り客にも慣れたしっぽです。
クロベエは揺れる桟橋の上でも平気。
でもなんだかちょっと元気ないみたい…
そう思ってよく見たら
後ろ右足のモモに怪我をしていました
4cm四方くらいの大きな傷です。
こたろうと遊んで出来た傷ではありません。
釣り針か何かにひっかけて
皮膚が裂けたような感じです。
東山湖はルアーやフライ専用の釣り場なので
竿を振るときにこうした事故が起こる可能性があります。
猛禽類やイノシシやタヌキ、ヘビなどの野生動物と
争う可能性もあります。
現に子猫や幼鳥などの小さな生き物は、
狙われて傷ついたり命を失うことが多いのです。
自然の中で生きる厳しさです。
とりあえず散歩夫人に電話して相談し、
一番近い動物病院へ連れて行くことになりました。
こたろうのキャリーにクロベエを入れると
初めてのキャリーに大騒ぎ。
車の中では鳴きっぱなしでした。
縫合手術を受けることになり、
クロベエは初の入院となりました。
東山湖に戻ると、
ロクが芹沢さんについて歩いていました。
明日は釣りの大会があるので
ロクのそばを離れないしっぽ。
来月の12日にはロクはネパールに帰ります。