兄妹愛
いつものように東山湖に行くと、
すみれちゃんが草むらにうずくまっていました。
近づいても逃げようとしません。
しばらく撫でていましたが、じっとしているので
家人に頼んでキャリーを持って来てもらいました。
キャリーにすみれちゃんを入れると
こたろうが飛んできました。
「すみれちゃん、どうしたの?」
「出られない・・・」
「僕が開けてあげるからね」
上に乗ってみたり
扉のプレートを鼻で押したり、
兄として妹を案じているのでしょうか・・・
「困ったな・・・。わかんないよ・・・」
すみれちゃんも中からこたろうを見ています。
とりあえず注射と点滴を受けました。
3.7キロあった体重も2.9キロに減っています。
必要な検査を受ける前に
排泄物などを確認することになり、
しばらく我が家で療養生活することになりました。
夕方、心配していたこたろうも迎えに行きました。
すみれちゃんが不安がると可哀想なので、
この機会にこたろうも療法食を食べさせようと思います。
家に入るなり、いつものテーブルの下で