旅立ちの仕度
ここ数日前から、
東山湖では新参猫(♂)が現れています。
飼い猫らしく、首輪をつけているのですが
連絡先や名前は書いてありません。
迷い猫かと思っていましたが
どうやら捨て猫のようです。
とても人懐こく、
たた、異状に食欲があり、
みんなの餌を奪うので
はじめは追い払っていました。
が、散歩夫人が受け入れてしまいました。
「しっぽ」と命名されました。
私的には受け入れるなら
ひなたの娘のサバちゃんを受け入れたいところです。
でもサバちゃんはまだ触らせてくれないし・・・。
かなりお腹も大きくなってきたので心配です。
ひなたに孫の顔を見せてあげたかったです。
と、ここまでは昨日の話・・・。
夕べから雨が降り始めました。
今日、東山湖に行ってみると、
なんとクロベエとしっぽまで小屋の中から出てきました。
時に、猫というのは『歯がゆいほど寛大』です。
小屋の中をきれいにしている間、
小屋の下の濡れないところに避難している
こたろうとすみれちゃん。
ナナとクロベエ。
クロベエは残った餌をみんな食べます。
昨日まではトイレに行っていたのですが
今日はもうトイレにも行けなくなりました。
先生の話では再生不良性貧血がかなり進み、
腎機能も低下してて数値が測れないほどだそうです。
治る見込みがないので延命治療はしません。
先生曰く、本人()は苦しいのではなく、
ぼんやりうつらうつらしてる感じのようです。
穏やかに静かに
旅立ちの仕度をしているようです。
今、顔がとても穏やかです。
時々スポイトで水を含ませてあげるほか、
何も口にしません。
とりあえず毎日、点滴に通うだけです。
看護士の茜ちゃんが
お守りを買ってきてくれました。
先日、ひなたやこたろうの写真をあげたのですが
そのお礼にと、わざわざ買ってきてくれたのです。
感謝