パリ市内観光
歴史と文化と芸術に彩られた街です。
案内役は大学時代の友人のえっちゃんと
ドライバーに借り出されたご主人の林くんです。
まずは凱旋門。
何度来ていても私はまだ上ったことがありませんでした。
えっちゃんは階段がきついので下で待っているとのこと。
とりあえず二人の再会の記念撮影。
凱旋門の周りはサークルの車道なので
中に入るには地下道で行きます。
凱旋門の下で警備をしているおまわりさん。
正面きって撮ると怒られるけど
景色を撮る振りしてカシャッ。
凱旋門の中の階段はまるでエスカルゴ。
目が回りそうです。
息絶え絶えにようやく到着!
でも頂上からの眺めは最高!
やっぱエッフェル塔をバックに撮らなきゃね。
「私も撮って~!」とじゅんじゅんにカメラを渡したら
なんと画面いっぱいの顔
これは流石に載せられません。
デジカメはチェックできるので助かります。
「ごめ~ん、わかんない」
でこの写真。
「画面の中の人物と建物のバランスを考えてね」
と構図のレクチャー。
で、この写真。う~ん。ま、いっか・・・。
「ほら、あれが新凱旋門よ」
と得意げにじゅんじゅんに説明する私。
「で、凱旋門は同じ線上に…、あれぇ? どこだっけ?
あ、ここだ ここでした」
「や~だ、みいちゃん」
二人で大爆笑。
周りに日本人がいなくてよかった。
そのモンマルトルの中心、サクレクール寺院です。
中に入るとちょうどミサが始まっていました。
今日は特別なミサだとかで、
シスターたちの賛美歌を聴く事が出来ました。
とても厳かな調べでした。
聴いているじゅんじゅんの目に涙。
実はじゅんじゅんはミュンヘンを経つ日の朝、
叔母さんが亡くなったと日本から連絡があったのです。
じゅんじゅんが葬儀を仕切る約束をしていたとかで
すっかり意気消沈していたのです。
お財布事件もそのためだと思います。
でもこうしてミサに参加できたのも、
タクシーに忘れたお財布が奇跡的に戻ったのも、
叔母さんが天国からじゅんじゅんを守ってくれたのだと思います。
しかもおばさんはクリスチャンだったそうです。
気持ちも晴れて、モンマルトルを散策。
ちょっと休憩でカフェに入り、ショコラを飲みました。
今日は寒いので五臓六腑に染み渡ります。
おもわず「あ”~」
モンマルトルの広場は絵描きさんでいっぱい。
ここの場所の権利を取るのが大変なんだそうです。
とはいえそれは芸術性とは関係ありません。
申し訳ありませんが私が見ても決してここの絵描きさんの
全てが芸術性が高いとは思えませんでした。
ただ、日銭が稼げるということで権利の争奪戦があるようです。
そんなこととは関係なく、
記念に似顔絵を描いてもらう少年。
これが『ユトリロ通り』。
階段の下からの作品があるそうです。
でもここだけでなく、
どこを見てもユトリロの絵の世界があります。
『ユトリロ通り』の看板。
悲しいかな、いたずら書きは万国共通のようです。
モンマルトルの中腹にある葡萄畑。
パリ市内唯一の葡萄畑でワインも生産されています。
その向かいにあるのは昔からのシャンソンの店。
今でも観光客相手に聴かせてくれるそうです。
そしてノートルダム寺院。
修復が危ぶまれているそうです。
ルーブル美術館。
時間がないので今回は外から見るだけ。
「あれが『ダヴィンチ・コード』に出てきたガラスのピラミッドよ」
パリ万博の時のメイン会場です。
数ヶ月で出来たドームも
オペラ座です。
ここにも入ったことがないので、
今回は是非にと思いましたが
「怪人には会いたくない・・・」と及び腰のじゅんじゅん。
じゅんじゅんは霊感が強いので時々そういうことを言います。
案の定、今日は出し物があるとかで見学は出来ないとのこと。
ほっとして全景を撮るじゅんじゅん。でも横にあるショップは開いてました。
中には怪人が・・・。
図々しく入り込んで中をちょっとだけ・・・。
家人がミュンヘンから来るので見学はここまで。
一度ホテルに戻り、セルジュと合流して
今夜はみんなでシーフードを食べに行きます。
ところがセルジュの仕事が片付かないので
まだ時間があるとのこと。
みんなで船に乗ることにしました。
セーヌ河観光の船は「バトー・ムッシュ」が有名ですが、
「バトー・パリジャン」というのが
エッフェル塔の近くから出ているとのこと。
早速行ってみました。
ありました。
食事の出来る船もあります。
私たちは普通の観光船。
しっかり一番前に陣取りました。
椅子の脇に各国語のガイド機がついていて便利。
でもメインガイドのお兄さんがフランス語で話すたびに
音声が途絶えて分からなくなります。
ちょっと黙って欲しいんだけど・・・。
シテ島が見えてきて、ノートルダム寺院が顔を出します。
さっき歩いた芸術橋。
船は島を回って元に戻ります。
エッフェル塔が見えてきました。
エッフェル塔のエレベーターも見えます。
4本の柱のそれぞれから真ん中の展望台まで行きます。