大事件勃発！そしてパリへ

突然ですがミュンヘンのホテルの

バスルームにあるスチームです。

洗濯物が良く乾きます。

下着なんか毎日洗って干せば

旅行中、1～2枚で十分足りちゃいます。

ついでに部屋の乾燥防止にもなります。

こちらはウォシュレットはないけど、

逆にこれは日本の家庭のお風呂にも欲しいです。

ついに大事件発生です。

ミュンヘンの空港で渋い顔をしている

じゅんじゅんこと順子さん。

ミュンヘンのホテルから二人で

タクシーに乗って空港へ来たのですが、

そのタクシーの中にじゅんじゅんが

お財布を忘れたのです。

時間があるのでお茶を飲もうと思い、お財布を捜したら…無い！

じゅんじゅんはいつもお財布を入れる場所を決めているので

そこにないということは失くしたと言う事。

一時騒然。

すぐに家人の携帯に電話して、

ホテルで呼んだタクシーを捜してもらうことになりました。

返事を待つ間、

「日本に連絡してカードを止めてもらわなきゃ…」

ところが二人とも慣れない海外での携帯で、

国番号がわからず、何番にかけたらいいか分からない始末。

アタフタしているうちに家人から電話で

タクシーが見つかったとのこと。

たまたま近くでコーヒータイムをしていて、

まだミュンヘン市内に戻る前でした。

車の座席を見てもらったらお財布がありました。

20分で降りた場所に戻ってくれるとのこと。

まさにアンビリーバブルな出来事でした。

お財布と感動の再会を喜ぶじゅんじゅん。

これが奇跡のタクシー・ドライバー。

チップをはずみ、日本から持ってきたお菓子もプレゼント。

電話のかけ方が分からずに戸惑っていたおかげで

カードも止めずに済みました。

ようやく落ち着いてお茶が飲めました。

空港内のスズメ。

みんなからパンをもらうので人馴れしています。

最後に茹でソーセージを食べてドイツとお別れです。

そしてようやくパリに到着。

今日は大学時代のゼミ仲間でパリに住んでいるえっちゃんに

モンパルナスにガレットを食べにつれていってもらうことに

なっています。

一度本場のガレットを食べたかったので、

えっちゃんに頼んでおいたのです。

これがモンパルナスタワー。

モンパルナスといえば悲劇の画家「モディリアーニ」。

そういえば去年来た時に泊まったのは

モンパルナスの「ホテル・モディリアーニ」でした。

さて、これが本場のガレットです。

そば粉のクレープですが、

中にいろんな具を入れます。

クレープは周りがカリカリで香ばしくて美味しいです。

これはこの店のスペシャル。

具が沢山入っていて、とても一枚食べきれません。

えっちゃんはペロリと平らげました。

そういえば昔から痩せの大食いでした。

いつもはシンプルなものを何枚か食べるのだそうです。

「先に言ってよ！」

デザートのクレープは小麦粉で作ったもの。

しっとりしています。

栗のクリームが美味しいというので3人ともそれを注文。

じゅんじゅんは辛党なので

「美味しいけど食べきれない～」

えっちゃん、すかさず

「お手伝いします」とペロリ。
でもほんとに美味しかったです。

店を出るとすでに長蛇の列。

さすが地元の人に人気の店だけあります。

えっちゃんの帰りを心配して、

ご主人が迎えに来てくれることになりました。

来るまでの間、近くのカフェへ。

去年来た時、毎朝朝食を食べに来ていたカフェです。

ここには看板猫がいて、

そのことを日記に書こうと思っていて

そのままになってました。

後日紹介します。

さて、えっちゃんはパリの郊外にご主人と息子さんと

住んでいます。

ご主人は絵描きさん。

えっちゃんは陶芸をやっています。

ご主人とは学生時代からのお付き合いです。

パリに来てもう30年になります。
明後日は二人でパリ案内をしてくれます。

話が弾んですっかり写真を撮るのを忘れています。

かくしてパリの夜は更け行く…。

部屋からみたエッフェル塔。

左にあるのは月です。

それではBonnne nuit……。