LINEブログからAmebaブログにお引越しをして、久しぶりに再開するにあたって、ブログのタイトルにした言葉の元になった以前のブログに少し加筆修正して公開する。

「消去法(できないことを止めていくこと)」の反対語は「選出」「抽出」らしい。

色々できなくなる「障害者」の人生は「消去法」の人生だろうか。

いや、そんなのゴメンだ。

「消去法」の人生じゃなく、できることを選べる(「選出」できる)人生にしよう。その方が「能動的」ではないか。

「右に曲がれない」から、「右に行かない」んじゃなく、エレベーターでもエスカレーターでも行けるから、今日は気分的にエスカレーターでグイーッと上がって行こう、みたいな。

近所で最寄りの北大阪急行桃山台駅はその選出ができる駅だ。何となく、どちらを選ぶかはその時の気分やノリで違ってる気がする。駅を出たら、どのバスに乗るか、の選出が待っている。それはバス停で降りてから家まで歩く道を選ぶことにもなる。残っている体力と、トイレの様子(見込み)、天気の具合から選ぶ。「高次脳機能」の「遂行機能」の訓練にもなる。

近所のお気に入りの喫茶店に、自分の脚で歩いて行こう、
面白そうな場所にインスタグラムの写真や動画を撮りに行こう、ブログに書こう。
「できること」はずいぶん増えた。リハビリはスゴイ。

毎日の何気ない暮らしをリハビリや訓練にするか、ただ無思索に過ごすか、も、自分の「選出」だ。「できないこと」を考えるのではなく、「できること」を考える人生を送って行こう。

そのために、自らが把握(occupy)できること、「Occupations(作業や仕事)」を
増やして行こう。

リハビリではそれを、「作業療法/OT(Occupational Therapy)」と呼ぶ。

めげずにリハビリ!

今日で2016年に倒れてから、


ちょうど7年経った。


「できること」はずいぶん増えた。目的地がなくても運動のために歩けるようになったし、「低山」に登ってみようか、とも思うようになった。

テレビでは、TVO(テレビ大阪)の

・『日本百低山』

・『片っ端から喫茶店』

をよく観るようになり、

低山やら、老舗の純喫茶やら、

出かける目的地を物色している。

最も間近に出かけようと思っているのは、

奈良県飛鳥にある、「甘樫丘」だ。

障害者になる前に何度か登ったことがある、

とても大好きな場所。

今なら歩いて登れる気がする。

登ったら、このブログで報告しよう。

それは次回の講釈で。