今日は大学時代の友だちがたくさん遊びに来てくれた。大学卒業後に行った北海道の卒業スキー旅行のビデオを見ながらワイワイおしゃべりをした。小学校や中学校の時の友だちと会うと、何だか一気に当時に時間が戻るような感覚になって当時のあだ名で呼び合ったりするが、今日は少し違った感覚があった。「当時に時間が戻る」というよりは、「当時が一気に今に近づいてくる」というような感覚だ。我が家の場所が大学時代に活動していた豊中にあるからかもしれないが、皆で話をしていて「あれ?アイツ今日はいないな」と思うと「今から電話して呼んだら来るんちゃうか、下宿近いし。」みたいな感覚になる。上手く言えないが、当時に戻っている、というより、この今話している部屋や家の外は当時の状態、というような不思議な感覚。今から車飛ばしてあのアパートに行けばアイツがいるんじゃないか、あそこのコンビニに行けばたまたま買い物しに来てるんじゃないか、というふうな感覚にふとなっていることに気付く。話している俺たちは今ここにいるままで、当時の方がグッと近づいてくるような感じがした。当時から今までの間に脳卒中で1年近くも入院とリハビリしていた自分はどちらの友だち(当時か今日遊びに来てくれている皆か)の記憶に残っているだろうか、と考えてしまったりした。
小中学校だろうが大学だろうが昔の友だちに会うというのは心地良いちょっとした時間旅行だ。