昨日は姫路の実家の近くにある氏神様、土山神社に初詣に行った。自分の就職や子どもの成長、受験や挑戦を見守って来てくれた神社だ。大きな木の生えた境内では幼い頃遊び、大阪に出てからは正月に実家に帰る度に初詣してきて世界中を撮影で飛び回っている間もずっと守って来てくれた神社だ。不思議と毎年初詣に行く時は晴れている。本殿の前で家族写真を撮るのが恒例だ。子どもたちもじーちゃんばーちゃんの家にお正月に行ったらお詣りする神社、ということで憶えているのではないだろうか。先日テレビの番組で「氏神様が最強」説みたいな話をやっていたが、それは割と感覚的に自然に受け入れることができた。どこにいても実家があの場所で、変わらず両親がいて自分のことを気にかけてくれているように、どこにいてもふと天を仰ぐとあの小さな土の山から自分や自分の家族のことを見守ってくれているように感じることができる。こうして家族の小さな恒例行事を温かく見守ってくれるのも氏神様なのだろう。
明日晴れたら子どもたちと近所の神社へ初詣に行こう。ここもまた、子どもたちがそれぞれに巣立って家族を持っても毎年帰って来て恒例でお詣りする氏神様になってくれることを祈って。