目に見えない大切なもののことを教えてくれるクリスマスに思い出したのは「誰も知らない小さな国」のお話だ。
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コロボックル(小法師コボシさま)の国の話を描いたこのファンタジー童話は、大人になるまでクリスマスと同じように心の中に大切な宝物のような感じで存在してきた。作者の佐藤さとるさんは、「ファンタジー」というものについて書いた本の中で「ファンタジーというのは、普通の日常のすぐ隣にリアルな現実感を持って描くものだ」というようなことをおっしゃっていた。たしかにこの「コロボックル」の小さな国の話は、主人公のせいたかさんが幼い頃に見た幻か現実かわからないような
体験を思い出すように語りながらいつのまにか大切にしていた場所の小屋の中でたくさんのコロボックルたちに囲まれて歓迎されるシーンにつながっていく。
このファンタジーやクリスマスが自分の性格や考え方には大きな影響(たぶん良い影響)を与えてくれているような気がする。
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フィンランドにも小さな妖精がいるのをヘルシンキの空港で見つけて、勝手にコロボックルのお仲間だと思って買って来た。