夕方のニュースでパラリンピアン(パラリンピック選手)のインタビューが紹介されていた。自分もリオ五輪に向けた映像制作でブラジルと日本のパラリンピアンを撮影し、インタビューしたことがあるが、彼らは共通することを言っていた。今日見たインタビューでも似たようなことを話されていた。それは、「限界」や「できない」と感じたことがないので、「目標」は自分で設定し、それを目指すことは「自分との闘いだ」ということ。リハビリをやっていても同じような感覚になることがある。たとえば一つの運動を「30回やってみましょう」と療法士さんに言われた時、それは回数として多いことなのか、大変なことなのか、は分からないので、要は自分が「やる」と思うかどうかだし、結果が良かったのかどうかも、自分で感じるしかない。
パラリンピアンは常にそんなふうにして自分との闘いを続けている。
それを考えるだけでも「スゴイ」と思う。