飲食店の自粛営業の中、ラーメンが食べたくなり、家に近いいつも行っているお店に行きました。
さすがにラーメン屋も、食券の販売機のそばに消毒液が置いてあり、気温が低かったのですが、扉と窓は開けたままになっていました。いつものカウンター席も、ひとつおきに座るようになっていました。
そこまで気を使っていてもお客さんの数は普段の半分にも届いていないと思うほどでした。
いつもの、塩ラーメンを大盛りで注文をしました。
変わらぬ味にほっとすると同時に、これだけお客さんが少ないとお店が存続できるのか心配になります。
外出自粛でお客さんも来づらいし、お客さんを呼び込むこともできないので仕方のないことかもしれません。



ラーメンを食べながら店員さんを見ると、やはり普段と違って元気が無いように映りました。お店がこのような状態では、元気に声をだすことも憚れるのかもしれません。
でも、お客さんの為にも、いつものように元気な姿を見せて欲しいと思いました。
お客さんは、美味しいラーメンを味わいに来るのですが、今は気分転換の為に来ることもあるのではないでしょうか。
バイト先のコンビニのお客さんも同じような目的で来るのではないでしょうか。
そんな本来の目的にプラスされるお客さんへのサービスは、お店にとっては大切なことではないでしょうか。
何となく行ってしまうお店の大きな要因は、そのような心の渇望があると思います。
美味しく食べて、その上心の癒しが得られたら、また来ようという気持ちになると思います。
 


そんなプラスアルファを求める業種は、飲食店に限られたことではないと思いました。コンビニでも、可愛い女の子がお店にいると、何となくお客さんが増えていると思います。逆にイケメンがいると女性のお客さんが増えていると思います。
人の心理はそんなものではないでしょうか。
そんな付加価値を企業に提案する会社は、求められるのではないでしょうか。会社は自分たちの商品の価値を売り込む方法は分かると思いますが、付加価値は客観的な第三者の方が見えるのではないでしょうか。
そんなお客さんの目線で提案をすることは、企業に理解してもらえるだろうか。経費は余計にかかってしまいますが、そのことで売り上げが上がることをどこまで説得できるかだと考えました。
そんな付加価値のつけ方を提案することは、もしかすると珍しい提案になるのではないでしょうか。自分なりに、いい考えだと思いました。