『ショックドクトリンとは、テロや大災害など恐怖で国民が思考停止している最中に、為政者や巨大資本がどさくさまぎれに過激な政策を推し進める悪魔の手法のことである。日本でも大地震やコロナかという惨事の裏で知らない間に、個人情報や資産が生まれ、奪われようとしている』(本文より)
国内外の由々しき事態、事象について、非常に衝撃的な内容です。自分で考え、知識を集積し、行動を起こす…そのことが大切なのだろうと思います。
『大丈夫、諦める必要はありません。違和感を抱いている国内外の人々が、辛抱強く政府や学校、役所などに声を届けたり。情報公開請求や裁判、市区町村レベルでの条例などで自分たちの最終決定権を一つ一つ取り戻している姿を見てください』
『一番大事なことは、どちらが正しいか間違ってるかという善悪でなく、「おかしいな」と感じる自分の直感をキャッチする感性を持ち続け、最後まで選択肢を失わないことなのです。私たち大人が「無力感」という最大の敵に負けない姿を身をもって示すことが、子どもたちに胸を張って手渡せる大きな希望になるはずです』(p280)
書籍中『おわりに』(p278~281)に綴られた、堤未果さんの熱い想いに、感謝いたします。
今私が出来ることを…たとえ小さなことであっても。