『肥満傾向の方は、むし歯や歯周病のリスクが高い』
臨床の現場において、肌感覚で感じます。
この先も、自分なりに学んできたことをアウトプットしていこうと思います。
食の問題は、一筋縄でいかぬ部分もあります。それでもなお、気長にアプローチし続ける必要を感じています。
肥満は多くの生活習慣病と関連していると言われるようになりました。
肥満が直接歯周炎の病態に影響を与えるかは研究途上ですが、肥満組織がつくるTNF-αが、血流を介して歯周組織の炎症に関与している可能性が指摘されています。
典型的なアメリカの食事の場合、だいたい50%のエネルギー源は炭水化物から取られていると報告されています。そして砂糖類、特にコーンシロップなどの人工甘味料の消費が増加しています。
一方多糖類の消費が減少して、それに従ってタンパクと脂肪の消費量が増加しているという大きな変化があると報告されています。そしてその食生活の変化が肥満、心臓病、がん、胃腸器系の病気と関連があると言われています。
日本人は内臓脂肪型の肥満になりやすい
日本でも、高脂質化が進んでいて、脂質エネルギー比(エネルギー摂取量に占める脂質によるエネルギー割合)が適正比率とされる25%を上回っています。
糖質も清涼飲料水などに含まれるブドウ糖や果糖といった単糖類が占める割合が多くなっているのです。砂糖などの単糖類はデンプンなどの多糖類に比べて消化吸収が早く、肥満増加の一因として指摘されています。さらに、通勤や家事などでごく自然に消費されていたエネルギー量が減っているため、消費カロリーが全体的に減っているのも大きな要因となっているのです。
生活習慣病とは、糖尿病を中心とした一つの病気です。なぜなら、軽い糖尿病患者に軽度の高血圧、軽度肥満、軽度の高脂血症などの悪い仲間たちが勢ぞろいしていて、動脈硬化症が進展していることを多く経験するからです。歯周病と動脈硬化症が絡んでいる可能性が指摘されています。
食事指導が口腔から全身への傾向への広がりが期待されるところでしょう。(p112~113)
大阪大学の宮坂昌之先生の投稿に、非常に注目しております。
『肥満はがん死亡リスクを上げる』
大変恥ずかしい写真です。
かつて私も肥満傾向にありました。食生活、運動、睡眠、掃除の大切さを見直して、現在に至ります。その私の経験が肥満を改善したいというあなたの何かお役に立てるような活動を続けていきたいと感じ始めております。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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