友人が出産したので、
会いに行って来ました〜!
新生児の両手を上げて寝る姿に、
キューン。笑

腕の中にすっぽりはまる身体、
なんとも言えない抱き心地…




去年から今年にかけて、
周りの友人達は出産ラッシュ。
娘も赤ちゃんに触れる機会が多くあり、
一人っ子の彼女にとって
自分より小さい子と過ごす時間というのは
おねえさんスイッチを押してくれる、
とても貴重な時間でもあるんだなと
見ていて思うのです。

4歳でも
赤ちゃんを見つめる表情は柔らかく、
母性というものは
すでに芽生えつつあるのかもしれない…
ということを感じたり。


出産したばかりの友人と話をしていて
自分の産後の時のことも思い出し、
チャイルドセラピーで学んだ

“産後のママの感情”

がリンクしたのを感じました。


友人は時折、

「孤独感を感じることがある」

と言っていました。
家で自分と子供だけになると、
ふと感じてしまうことがあると。
目の前の子供は可愛いし、
幸せであることも感じられる。
その中で「孤独感」という、
一見すると正反対とも思える感情が
自分の中に湧いてくる不思議。
拒否反応すら示したくなる感情でも
あるかもしれません。


なぜこのような感情になってしまうのか?


産後のママは、実は喪失の体験をしています。
喪失の体験というのは
身近な人の死であったり、転校や引っ越し…
などで感じる感情の一つですが、
出産をしたママはお腹の中で
10ヵ月間、共に過ごしたわが子が
自分の身体から出ていったことで
実は喪失の体験をしているのです。
出産中、
言い様のない「寂しい」という気持ちから
涙が出てくる方もいらっしゃるようです。


お腹の中に居た時よりも
顔が見れて触れ合って、
コミュニケーションを取ることが
出来ているのに
なぜ喪失の体験?と結びつかないところが
あるかもしれませんが、
あのお腹の中に居た時の一体感、
大きくなったお腹が小さくなっていく様子に

「居なくなった」

と寂しさを感じることがあっても
おかしくないのです。

実際には失ってはいないのだけど、
説明がつかない感情になることがある…
私は深夜、しーんとした部屋の中で
授乳をしている時になんとも言いようのない
孤独感に涙することがありました〜
胸には抱いてる娘がいるのに、
寂しくなっちゃうというか…
ママの感情って本当に不思議!


産後のママは
自分の身体も大きく変化し、
トラブルも増えてきます。
(乳腺炎、腱鞘炎、ぎっくり腰、抜け毛…)

自分のことより
目の前の赤ちゃんのことで手一杯。


「甘えちゃいけない」

と思っていると、
本当に助けが必要な時にも
甘えられなくなってしまいます。


赤ちゃんのうちは
なかなか余裕が持てない忙しい日々ですが、
ママ自身の心と身体の声にも耳を傾けて…

「泣いてるのは赤ちゃんだけじゃない!
私もだった!」

こんな風に気付いてあげて欲しいなと
思います。


夜分遅くに失礼致しました。
今日もお疲れ様でした〜!