今日はとても暑かったですねあせる

自宅から、芸大まで自転車で行っているので、学校に着いた頃には汗だくでしたショック!


さて、私の最近の勉強の様子は、というと、とても楽しく勉強させて頂いています。

私の場合、学部の頃についていた先生が、3月でご退官なさったので、大学院に入ってからは、新しい先生にお世話になっています。

最初は、以前の先生のレッスンが受けられなくなるのが悲しくて仕方ありませんでしたが、新しくレッスンをして頂けることになった先生も、とても素晴らしくて!!

音楽の作り方から、フレージングの作り方・・・また、私の最近の課題であるブレスの取り方にも、さまざまな例を出しながら根気よく教えて下さいます。

どうやら私は、歌いだす直前に、準備をしすぎる傾向があって、一瞬体を緊張させてしまい、音楽の流れに乗った自然なブレスになっていないようなんですよね汗



日頃、常々思っていることですが・・・私は日本でもアメリカでも、先生にはとても恵まれていると思います。これまで6人ほどの先生方にお世話になっていますが、どの先生方もとても素敵な演奏をされ、素晴らしいセンスがあり、レッスンでその才能に触れられるというのは、この上なく幸せなことです。


最近何を勉強しているかというと、もっぱら、自分が興味を持った曲を勉強しています。

今最も興味があるのが、ドビュッシーを中心としたフランス歌曲です。フランス歌曲の持つエレガントさ、ドビュッシーのうっとりするような旋律、和声感は勉強する意欲を掻き立てられます。


実は私、同期の中で唯一、学部の入試の一次試験でフランス歌曲を歌って合格してるんですよね。

高校3年生でフランスものをする人は相当珍しいみたいで、私が歌いだした途端、審査員の先生方がバッと私の方をご覧になられたのを覚えています。


大体、学部の入試、皆さんイタリアものを歌うと思うんですけど、当時私は声量が全然なくて・・・比べられるのが嫌で穴場を狙ったんです、大当たりでした(笑)


それから、明日のレッスンには、リヒャルト・シュトラウスの作品10の中から数曲持っていきます。

ドイツリートの中では一番リヒャルトが好きですね!伸び伸び歌えますから音譜


このような感じで、どんどんレパートリーが広がっていきます。

というのも、学部の頃は本当に声が出なくて悩んでいたので・・・しょぼん

高音は出るのに、中音域から下がスカスカ・・・息も長く持ちませんでした。


しかし、ニューヨークで発声のことを一から教わり、声を出すことがとても楽になりました。

以前はとても細い声で、ヘンデル・バッハ・モーツァルトを中心に歌っていたのですが、ここ数か月でだいぶ豊かさを増してきたので、これから色々なレパートリーにチャレンジできそうで、とても楽しみですビックリマーク