多くの子供にとって親がコーチをするというのはうれしい事です。
しかし、チームの活動中やコーチをしている親に子として甘えることができないという場面も出てきます。
親のほうも自身の子供を特別扱いしないようにと意識するあまり、他の子供よりも厳しい態度になり過ぎてしまったり、知らず知らずのうちに出場時間を与え過ぎたりする事もあるようです。
【子供のチームのコーチを引き受ける時に心掛けたい7ヶ条】
①子供に親がコーチになる事についてどう思っているか聞いてみる。
②帽子や服装・靴などコーチをしている時と親でいる時を一目でわかるように区別する。
例えば試合を親として観戦するなら練習着ではなく私服で見るなど
③できるだけ公平な目でチーム全体を見る努力をする。自身の子供に厳しくなり過ぎる人は、自身の子供に一対一で指導しなければいけない状況に直面した際に、他のコーチに指導してもらえるよう依頼をする。
④コーチ自身の子供がチーム内での優遇を期待してしまっているケースがあります。チームに対して公平である事をしっかりと子供に伝える事が必要です。
⑤自身の子供と、チーム内の他の選手についての話をしないようにします。
⑥家で子供と練習する事があっても、家庭にコーチと選手という関係を持ち込まず、あくまで子供が楽しんでやっているか注意します。
⑦コーチになるという事は、他の子供の親から異議申し立てや苦情を受ける事もあります。親とコミュニケーションをしっかりと取り、できるだけ感情的にならずに対処する事が求められます。
親がコーチをしているチームでスポーツをする事は、子供にとって忘れられない思い出になると言われています。
私の息子も二十歳ぐらいに「お父さんのコーチングはこうだった」「あの時の選手たちはこんな事を言っていた」とか、試合観戦だけでは得られない共通の話題が出来ました。
楽しく感動できる場面も多く
また、辛く大変な場面もあります。
家庭や会社以外で自分を成長させてくれる場所だと思います。
是非、一度コーチの体験に来てみて下さい‼
参考:サカイクHP