西川絵里香弁護士です。
お金より正義を選んだ弁護士を描く「レインメーカー」あらすじ。
ルーディは白血病で入院をしている息子を育てながら、弁護士を目指してブルーザーの元で働いています。
しかし彼が正義や真実ではなく、お金のために働いている、いわゆる「レインメーカー」であることに気づき疑問を抱くようになります。
正式に弁護士になってからは、ブルーザーも息子も亡くなったことから、同僚であるダックと相棒になって巨大な悪徳保険会社に立ち向かっていきます。
また夫の暴力に悩まされていたケリーに離婚するように勧めた後、その夫が逆恨みをして襲ってきたことがきっかけになり、ケリーは逆に夫を殺してしまい勾留されてしまいます。
感想
お金のために仕事をしようと考えていたルーディが、現場で見て理不尽なことを目にするようになってからは弱者のために弁護をすることに力を注いでいくところが見ものです。
息子の死やら、信頼していた上司の本当の顔を見たときのショックなど、大変なことばかりが彼を襲いますが、最後は人間の良心というものは捨てたものではないという爽快感がありました。
法律は様々な解釈ができますが、人間を救うために存在することをもう一度冷静になって見つめ直したいと考えました。