以前、雑誌ダ・ヴィンチ 2016年2月号に、『ROOKIE YEARBOOK ONE』短評を書きました。
女の子がつくった女の子のための雑誌という言葉でウキウキする人もちょっと苦手かもって思う人も女の子も女の子だった人も女の子という言葉が苦々しくて苦しくておぞましいレッテルだったと思っていたり思っていた人も。編集長はアメリカのティーン女優、ダヴィ・ゲヴィンソン、遠い存在に思うかもしれないけれど、でも、そんなことはない。可愛いものが好き、美しいものが好き、そんな私たちを肯定したい、私たちの手で、私たちを支える。
この本の第二弾日本語訳『ROOKIE YEARBOOK TWO』がいよいよ発売になります。
なんと、まえがきを書かせていただくことになりました。ただいま予約受付中です。
ROOKIE YEARBOOK TWO
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大好評第2弾、日本版刊行!
ティーンのキュンキュンやドキドキ、さびしさ、かなしみがいっぱいつまってる!
──おとなになる前の最後の時間。
著者は、11歳の時にファッションブログを立ち上げたところ、一線で活躍する多くのファッション関係者からあっという間に注目を受け、ホットな人気ブロガーとなった、1996年アメリカ・シカゴ生まれのタヴィ・ゲヴィンソン(Tavi Gevinson)。タヴィ自身の個性的なルックもファッショニスタ認定されました。現在ではブロードウェイの舞台に出演し、女優業にも進出。TEDでも講演を行なっています。そのタヴィが編集長となって運営しているウェブマガジン「ROOKIE」の記事を、自ら再編集しまとめたヴィジュアルブックが「ROOKIE YEARBOOK」です。
アメリカのティーンエイジャーが感じていること、悩んでいること、憧れていること、気分別のミュージック・プレイリスト、そしてショービズ界で活躍しているおとなへのインタビュー記事まで、ボリュームたっぷり!
ガーリー/ドリーミー/ノスタルジック/エッジーなスタイリングセンスのヴィジュアルポートレートももりだくさん!
底本の雰囲気をいかすため、凝ったキュートな手書きのイラストやレイアウトはそのままに、すべて日本語で内容が味わえます。
https://www.amazon.co.jp/dp/4866470224/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_5-a9yb84X21W1
上記作品紹介より
私が、この本を手に取った人に向けて、書けることはなんだろう? 考えて考えて、言葉を紡ぎました。
いま、女の子な人も、女の子だった人も、キュートな世界が好きな人も。
お店に並ぶのはまだ先になりますが、心に留めてくださったら嬉しいです。