チューリングじゃなくてチューニング、
ざっくり言うと(私は女って前提で)「男性向けコンテンツ」を楽しむときにはそういう脳にチューニングして楽しむ、っていうのあるある話だと思ってたけど、もしかして、チューニングしないし、他の人もチューニングしてないよね的なそういう読者層、消費者層ってわりかし多い? 私は少数派? どげな感じ? とちょっと疑問に思ったわけ。

この前、前情報なしに「物語」シリーズのアニメを見ててね、ラッキースケベやエロ描写にびっくりしちゃったの。
私世代だといちご100%が身近なエロだったんだけど、少年漫画だしそういうものとして、ドッキドキで読んでたのね。いちごパンツを下着屋で見つけた時は現実に存在するんだっっておもわず買ったし。
物語シリーズについて何も知らなかったから、おしゃれな演出だし、対象のメインは、中高生男女かなって思ってたの。原作が小説ってことは知ってたし、原作者が若者に人気ってことも知ってたし。ダークな展開多かったし、虐待エピソードや強姦未遂エピソードもあったし、その演出もすごいよかった。性的ではなく、エグく描いてたし、誠実かつエンタメでよかったんだ。だからギャップがあったっていうのかな、おしゃれな画面でパンツとかおっぱいとか、ちょっとびっくりしちゃったの。
これは少年向けって最初からわかっていれば、ここまでびっくりしなかったと思う。少年向けコンテンツにはパンツもおっぱいもいっぱい出てくるしね。(青年向けだともっとどぎついエロもあったりするよね、成人向けだと***////)

たとえば、主人公が小学生の胸をもんだりするんだけど、じゃれあいで遊んでるんだけど、「????」ってなったの、マジで痛そうって。 おっぱいむぎゅ! だなんて、ぎゃああ>< 膨らみ始めた胸は、マジで痛い。今より小さかったけど、走ると痛いしぶつかると痛いし、硬いし、痛かった記憶しかない。なんでこんな(想像しかできないけど)きんたま蹴ってるみたいな痛そうなことをするんだろ、って意味不明だったの。成長期ってほんと痛いんだよー!!! 揉む? 掴む? うぎゃああ( ;  ; ) 
でも、私が少年向けモードにチューニングしてなかったから、意味不明だし、ってなったんであって、少年向けって思うと、ハイハイおっぱいね、ってスルーできるわけ。でも勘違いしちゃわないかなあ。「おっぱい」って二の腕とかお腹みたいに脂肪だけがぷよってる場所じゃなくって、乳腺が詰まってる器官で、デリケートな場所なのにぃ。

リアル人体描写が正義だなんて全く思わないんだけど、〈作品それぞれのリアリティライン〉の中で、ちょっとスケベ描写だけが痛そうだと、ふええってなって楽しくないから、私は痛そうじゃないラッキースケベがみたい、、な、、と思うのでした><