高尾山の初日の出 | 富士山麓自然日誌

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 2009年元旦


 初日の出を見ようと高尾山へ。

 3時半に目覚めたが、もう少し、もう少し寝ていたいと、起き上がれず。意を決して4時過ぎ、ぱぱっと支度して最寄り駅へ。下りのホームには誰もいない。京王線の大晦日の特別ダイヤを見ると、高尾山口駅行きは3時台に数本、4時台は八王子行きが2本、結局いつもの始発と変わらない5時前の各停に間に合った。

 電車はほぼ満席、新年カウントダウン後の徹夜明け若者が多い。

 高尾山口駅に着くと、リュック姿の人でいっぱい。6時50分の日の出を山頂で見る余裕はない。ケーブルカーよりもリフトが早そう、と長蛇の列に並ぶ。

 6時30分、真っ暗だった空が次第に明るくなり、リフトの後方が茜色に輝いている。

 リフトから降りた広場には日の出を待つ人が、それぞれに場所を確保している。木々が邪魔、と 薬王院方面に登りかけたが、景色はあまり変わらない。登っている最中に見えないところで日が昇っては大変、と引き返し、広場で待つこと数分。

 木の間、雲間から朱色の光が差し込んで来た。

 一瞬の光に、辺りの歓声が大きくなる、そしてまあるい太陽が昇った。

 薬王院で初詣。

 幸多き新年でありますように、と願う。


2010年元旦


 今年もまた高尾山へ。

 昨年より早い電車に乗ったが、高尾山口駅着5時。

 山頂まで歩くと90分、初日の出に間に合うか?

 寒い。暖を求めてケーブルカーの列に並ぶ、待ち時間30分。

 ケーブルカーから降りると6時。

 東に面した場所はもうご来光待ちの人で一杯。

 西の青い空を見ると、部分月食が終わった後の満月が輝いている。

 東の空が赤みを帯びてきた。

 山頂まで40分、初日の出に間に合わない!

 登頂をあきらめ、薬王院を目指す。

 108の階段を上った辺りで、初日の出。

 雲の層の上から、やっと昇った太陽。

 木々の間から閃光が差し込んでくる。

 手前の椿の木には赤い花一輪。

 荘厳な日の出の後は薬王院で初詣。

 昨年の参拝時は大混雑だったが、日の出直後の人波は静か。

 今年もまた平安を願う。