今日はおおらかと大雑把は全然違うについてお話しします。
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‥では本題です。
おおらかと大雑把は全然違う
日々の仕事の中で、「あの人、おおらかでいいよね」とか、「大雑把でもいいから、仕事を早く終わらせてほしい」といった声を聞くことがあります。
この「おおらか」と「大雑把」という言葉、一見似ているように聞こえますが、私には全く異質なものに聞こえます。
この二つを混同してはいけない。これは、会社を経営する上での本質的なルールだと考えています。
おおらかは「器」、大雑把は「穴」
辞書的な定義を比べてみましょう。
* おおらか:(人柄が)こせつかず、ゆったりとしたさま。
* 大雑把:大づかみなやり方で、細かい点に注意しないさま。大まか。
どちらも一長一短あるのは事実ですが、私はおおらかな優しい人柄でありたいと思っています。
なぜなら、「おおらかさ」とは、「器の大きさ」だからです。
気持ちや器が大きければ、突発的な問題や批判(例:「出る杭を打たれました」)があっても、ちょっとやそっとでは動じません。
心が動かなければ、論理的思考を働かせ、冷静に対処できます。そうなれば、どのようなことも粛々と対応できるようになります。
対して「大雑把さ」は、「穴」です。
大雑把な性格は、短期的には「処理が早い」という利点があるかもしれませんが、長期的にはミクロな視点が抜けだらけになります。
そうなれば、「積み重ねることでしか見えないもの」が見えなくなり、行き届かない部分が多くなります。
経営に必要な「連携」
これは、お菓子の製造、販売、そして経営のすべてに通じます。
* 製造:大雑把では、出来立ての最高の状態という「本質」を逃してしまう。
* 販売:大雑把では、お客様へのきめ細かい配慮や段取りができず、信頼を失う。
* 経営:大雑把では、正確なデータが得られず、正しい経営判断ができない。
私たちが目指すべきは、心は「おおらか」に、そして対応や判断は「きめ細かい」で実行することです。
「感情は落ち着いて、行動は緻密に」。これが、私たちが目指すべき論理的な連携です。
そんなことを感じた、澄み切った秋の空でした。
それではまた。