こんにちは。福井のお菓子屋西勘堂西畑雄介です。
今日は飛び込みの注文が多いのは強みか弱みか？についてお話しします。
本題に入る前にお知らせをさせて下さい。
最近塩どらが大人気になって来ております。
地元のテレビ放送もされて大人気です！
東京の展示会でも大好評でした！
ありがたい事に毎日売れてます！
ホームページからご覧下さい！
‥では本題です。
飛び込みの注文が多いのは強みか弱みか？
商売をやっていると、ありがたいことに「飛び込み」つまり事前予約や計画になかった急なご注文をいただくことがあります。
さて、今回のテーマはこの「飛び込みの注文が多い」という状況は、私たちにとって強みなのでしょうか？ それとも弱みなのでしょうか？
強みとしての「飛び込み」の本質
まず、強みとして捉えるならば、ある意味それは「お客様からの信頼」という明確な証拠です。
* 信頼の証: 「急いでいるけど、あそこなら何とかしてくれるだろう」「ここの商品なら間違いない」という、お客様の期待値の高さの現れです。
これは、見方によれば日々の積み重ねてきた商品力が生んだ、資産とも言えるでしょう。
* 市場の即時的な需要: 飛び込み注文は、市場のリアルタイムな需要を映す鏡です。
この急な需要に対応できる体制があれば、売れる時に徹底的に売るというチャンスを最大限に活かすことができます。
弱みとしての「飛び込み」の本質
一方で、これが弱みになってしまう側面もあります。
* 論理的な計画の崩壊: 飛び込み注文が多すぎると、いくら緻密な論理的思考で製造計画や人員配置を組んでいても、その計画が簡単に崩壊します。
結果として、残業の増加や品質のばらつきなど、現場の疲弊を招きかねません。
* 非効率性の温床: 常に急な対応に追われていると、非効率な作業や非生産的な時間を生む温床になりかねません。これは、会社の本質的な成長を妨げます。
「仕組み化」で強みに変える
結論として、飛び込み注文が多いという状態は、「強みであると同時に、仕組み化されていない最大の弱み」だと言えます。
大切なのは、その「飛び込みの需要」という本質的な強みを失うことなく、論理的な仕組みでコントロールすることです。
* 製造のバッファ（緩衝）を持つ: 急な注文に対応できる程度の余裕を、意識的に生産計画に組み込む。
* 判断の基準を明確にする: 「どこまでなら対応可能か」「ここから先は断る」という厳格な判断基準を設け、現場の負担を軽減する。
私たちは、お客様からの信頼という「本質」を大切にしながら、飛び込み注文さえも効率的に回せるような仕組みを構築することで、この強みをさらに磨き上げていきたいと思っています。
それではまた。