会社という組織は、生き物と同じです。
常に変化し、成長し続ける必要があります。 

しかし、多くの組織が陥りがちなのが、「悪循環型」です。

業績が悪化する→社員のモチベーションが下がる→さらに業績が悪化する…といった負のスパイラルに陥ってしまう。

私たちの会社も、かつてはそうでした。

しかし、私たちは、この流れを断ち切り、「好循環」を生み出すことに向かっています。

では、どうすれば会社組織を好循環型モデルに変えることができるのか?

私は、以下の3つの要素が重要だと考えています。

1. 「理念」の共有

「何のために、私たちはこの仕事をしているのか?」
この問いに、社員全員が同じ答えを言えるでしょうか。

私たちの会社では、理念やビジョンを社員全員と共有しています。

それは、単に「会社の利益を追求する」というだけではありません。

「お菓子を通じて、福井の魅力を発信し、地域を活性化させる」

この理念に共感し、自分たちの仕事が社会にどう役立っているのかを理解することで、社員は単なる作業者から、「理念の実現者」へと変わります。 

2. 「成長」の機会提供

人は、成長しているときに最もモチベーションが上がります。

私たちは、社員一人ひとりの成長を応援するために、様々な機会を提供しています。

例えば、新しい商品の開発に若手社員を抜擢したり、県外での催事出店を任せたり。

失敗を恐れず挑戦できる環境を整えることで、社員は自ら学び、成長していきます。

そして、その成長が会社の成長につながる。
このサイクルこそが、好循環を生み出す原動力なのです。

3. 「評価」の適正化

頑張っている人が正当に評価されない組織に、未来はありません。

私たちは、売上や利益といった数字だけでなく、
「理念への貢献度」も評価の対象としています。

例えば、福井の新しい魅力を発見した、地域の方々と積極的に交流したなど、理念に基づいた行動を評価する。

これにより、社員は「誰のために、何のために頑張るのか」を明確に意識できるようになります。 

そして、正当な評価が次の頑張りにつながり、組織全体が活気づくのです。

好循環は、人から生まれる

会社組織を好循環型モデルに変えるには、特別な魔法は必要ありません。

必要なのは、「理念」を共有し、「成長」の機会を与え、正当に「評価」すること。
そして、この3つを回すのは、他でもない「人」です。

社員一人ひとりが輝き、互いに高め合う組織こそが、好循環を生み出し、持続的な成長を遂げられる。私はそう信じています。

それではまた。












おまけ!非認知能力クイズ!
ドラクエ編

問題1
あなたはパーティを率いて、強大な魔物「メタルキング」に遭遇しました。しかし、彼らはすぐに逃げてしまいます。この状況で、あなたが「諦めずに目標を追求する力(グリット)」を最も発揮できる行動は何でしょう?

A. 「こんな強敵に勝てるわけがない…」と、戦うことを諦めてしまう。

B. 一か八かの大技を使い、運だけで倒そうとする。

C. メタルキングの行動パターンを観察し、確実にダメージを与えられる確率の高い呪文や特技を、何度も繰り返し試みる。

D. 「どうせ倒せないから」と、最初から戦わずに無視して進む。

正解: C

それではまた!