こんにちは。福井のお菓子屋西勘堂西畑雄介です。
今日は【過激回】会議中に寝てる議員はAIに置き換えばいい説についてお話しします。
本題に入る前にお知らせをさせて下さい。
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‥では本題です。
国会中継で、あるいは地方議会の傍聴席で、私たちはしばしばその光景を目にします。居眠りする議員。
「またか」「税金泥棒め」――そんな声が聞こえてくるのも無理はありません。真剣な議論が行われているはずの場で、なぜ彼らは眠ることができるのか。
そして、この光景を見るたびに、多くの国民の脳裏をよぎる一つの、過激とも言える問い。「居眠りするくらいなら、いっそ人員削減したら?」
もしくは
「寝てるくらいならもうAIでいいんじゃない?」
これは、単なる感情論でしょうか?
AI議員の「利点」
もし本当にAIが議員になったら、どのような世界が訪れるのでしょう。
利点として挙げられるのは、まずその効率性です。 膨大な法律や条例、過去の議事録を瞬時に分析し、データに基づいた最適な政策を提案する。
感情に流されることなく、公平無私な判断を下す。時には人間の処理能力をはるかに超えるスピードで、山積する課題に対処できるかもしれません。
陳情を聞きながら居眠りすることもなく、深夜まで資料を読み込む苦労もない。
有権者の声も、SNSのトレンドも、統計データとして正確に把握し、政策に反映させることも可能でしょう。そして何より、彼らは「寝ません」。
しかし、話はそう単純ではありません。
AI議員の最大の欠点
おそらく「共感」の欠如です。 データ分析に基づいた最適解が、必ずしも人々の感情や文化、歴史的背景に沿うとは限りません。
困窮する人々の声を聞き、その痛みを理解する。地域社会の微妙な人間関係を汲み取る。そういった、数値には表せない「人間らしさ」が、政治には不可欠です。
AIは、私たち市民一人ひとりの喜びや悲しみを、果たしてどこまで理解し、寄り添えるのでしょうか? アルゴリズムが導き出した答えが、ときに冷酷な現実を突きつける可能性もあります。
後は採算や合理性だけで割り切れないもしくは、切り捨ててはならない話が政治にはあります。
例えば働きたくても働けない人がいたら?
外国人の移民問題は?
地方の過疎化問題は?
挙げ出したらキリがありません。
AIは切れ味鋭く問題を解決できる提案を出来る反面、未だ未解決な難しい問題には弱いです。
居眠りの裏にあるもの、そしてその「代償」
居眠りする議員を見て、私たちは「職務怠慢」という言葉をすぐに思い浮かべます。
それは当然の批判であり、厳しく問われるべきことです。しかし、もう少しだけ踏み込んで考えてみましょう。
なぜ、議員は居眠りをするのか。
過密なスケジュール、睡眠不足、連日の会合や陳情対応。もちろん、言い訳にはなりません。
しかし、その根底には、人間である以上避けられない「限界」があるのも事実です。
だが、民間の会社の会議に仮に置き換えるとその異常さは分かりやすくなると思います。
民間の会社の会議で居眠りしたら‥。会社の職務規定や空気感などにもよりますが一発退場もあり得ます。
「もうキミは会議に参加しなくていいよ」
「やる気ないなら帰ってくれ」
この言葉達はもしかしたら前時代的かもしれません。
でも経営者目線で言ったら「きっちり会議に参加」している人がいる場で、居眠りしている奴がいたら罰しないと頑張っている人に示しがつかない。
もしもその場や後日に居眠り野郎を罰しなければ
頑張っている人は最終的に会社を辞める判断になるかと思います。
もしくはモチベーションが著しく下がる。
そうなると
やる気のない居眠り社員だけが会社に残る。
そうしたら組織は崩壊するのみ。
つまり民間の会社の会議中に居眠りしていたら後は無いですよ。
そして、その居眠りの「代償」として、私たちは何を得ているのか。
考えてみましたが、居眠りの代償に僕らが何か得しているものはないかなと思います。
というより、先程の民間の会社の会議で居眠りしている人に例を戻しますが、
そもそもそんな人の事情を勘案します?
「昨日遅くまで会議の資料を作ってまして‥」と仮に言ったしても
他の方も同じ状況だったら?
やはり居眠りする側に意見を合わせたら組織は崩壊するのみだと思います。
民間だろうと国会議員だろうと
「仕事をやってる人」ベースに話を合わせて行かないと話にならないですね。
「そもそも民間の会社と議員を一緒にするな!」という意見もあるかと思います。
‥でもよくよく考えたら議員はたくさんの方々の支持を受けてその立場になっています。
大事な会議中に居眠りする事は
その方々の期待に応えていると言えるでしょうか。
AIは「道具」であって「支配者」ではない
AIが急速に進化する現代において、私たちはその恩恵を最大限に享受すべきです。
議事録の要約、法案の論点整理、政策シミュレーションなど、AIが議員活動をサポートできる領域は計り知れません。
煩雑な事務作業やデータ分析をAIに任せることで、議員はより本質的な議論や市民との対話に時間を割けるようになるでしょう。
しかし、AIが「議員」そのものになることは、現時点では慎重に考えるべきです。
AIはあくまで「道具」です。意思決定を支援する強力なツールではあっても、最終的な「決定」を下し、その責任を負うのは、常に人間であるべきです。
なぜなら、その決定がもたらす影響を最も深く感じ、受け止めるのは、私たち人間だからです。
居眠り議員に辟易する気持ちは痛いほど分かります。しかし、その感情の先に、本当にAIが政治を担う未来を望むのか。
なら居眠り議員を削減して本気でやりたい議員を残してAIで効率化を図るのはどうでしょうか。
本気で頭使って動く人に最新のAIを使いながら議論を重ねていく。
寝ていて何も意見も質問もしない議員を使っているよりよっぽどいいと思います。
民主主義の根幹に関わるこの問いに、私たちは今、真剣に向き合う必要があるのではないでしょうか。
皆さんはどう思われますか?
それではまた。
おまけ!非認知能力クイズ!
問題2
あなたはクラスでグループワークをしています。メンバーの中に、普段あまり自分の意見を言わない子や、グループの雰囲気に馴染めていない子がいるようです。みんなで協力して、より良い発表を作るために、その子の居場所を作り、協力を引き出す一番良い方法はどれでしょう?
A. 意見を言わない子には、特に声をかけず、他の意見の多い子たちで議論を進める。
* メリット: 議論が早く進む場合がある。
* デメリット: その子の意見が取り入れられず、孤立感を感じさせてしまう。グループ全体のアイデアが偏る可能性がある。
B. 「意見がないなら発表から外れてもいいよ」と、選択肢を与えてしまう。
* メリット: その子の負担を減らせる。
* デメリット: グループの一員としての責任感が薄れてしまう。協調性や貢献する喜びを経験できない。
C. その子が話しやすいように、「〇〇さんの得意なことって何?」「これについてどう思う?」など、具体的な質問を投げかけ、小さな役割から任せてみる。
* メリット: 話しやすい雰囲気を作り、安心して意見を言えるようになる。自分の得意なことを活かすことで自信がつき、積極的にグループに参加できるようになる。
* デメリット: すぐに効果が出ない場合もある。
D. 「ちゃんと意見を言わないと評価下がるよ」と、成績を理由に発言を促す。
* メリット: 一時的に発言を促せるかもしれない。
* デメリット: 強制されていると感じさせ、本心からの意見ではなくなる。グループ内の信頼関係が損なわれる。
正解: C