こんにちは。福井のお菓子屋西勘堂西畑雄介です。
今日はつきぬける商品つきぬける想いについてお話しします。
本題に入る前にお知らせをさせて下さい。
最近塩どらが大人気になって来ております。
暑くなって来たから?
ネクストブレイクに選ばれたから?
よくわかりませんが、毎日売れてます!
ホームページからご覧下さい!
‥では本題です。
「あの商品はすごい」「一線を画している」と評価される、いわゆる「つきぬけた」商品には、必ずと言っていいほど、その裏側に強烈な「想い」が宿っています。
単に機能やデザインが優れているだけでは、本当に人々の心をつかみ、市場を席巻するような「つきぬけた」存在にはなれないのです。
商品は、作り手の「分身」である
私たちは日々、あらゆる商品に囲まれて生活しています。その多くは、競合と似たり寄ったりで、どれを選んでも大差ないと感じるかもしれません。
しかし、ごく稀に「これは!」と思わせる商品に出会うことがあります。
それは、単なるモノではなく、作り手の思想や情熱、こだわりが凝縮された「作品」のようなもの。
いわば、作り手の「分身」とでも言うべき存在です。
なぜ、ある商品は私たちを惹きつけ、強く記憶に残るのでしょうか。
それは、その商品が持つストーリーや、そこに込められた並々ならぬ想いを、私たちが無意識のうちに感じ取っているからではないでしょうか。
「想い」が「執念」に変わる時
「つきぬけた」商品を生み出す作り手は、往々にして常軌を逸した「想い」を抱いています。
それは、単なるビジネス上の目標ではなく、時に「執念」と呼べるほどの強い感情です。
例えば、
「この問題は、この方法でしか解決できないはずだ」という揺るぎない確信。
「他社には絶対に真似できない、唯一無二のものを創り出す」というプライド。
「ユーザーを本当に笑顔にしたい」という純粋な奉仕の精神。
「どうしてもこの素材の素晴らしさを伝えたい」という使命感。
これらの想いは、時に採算度外視の投資を促し、困難な開発を乗り越える原動力となり、常識を打ち破る挑戦へと駆り立てます。
夜を徹して議論し、何度も失敗を繰り返し、それでも諦めずに改善を続ける。
その背景には、計り知れないほどの時間、労力、そして精神的なエネルギーが費やされています。
「想い」が「品質」と「物語」を生む
このような「つきぬける想い」は、単なる精神論ではありません。それは、具体的な商品の「品質」と「物語」に結実します。
まず、品質です。作り手の深い想いは、細部にまで宿ります。
素材の選定、製造工程のこだわり、妥協なき品質管理。これらはすべて、その想いを具現化するための手段です。
ユーザーは、そうした細部に宿る作り手の熱意を、実際に商品を使ってみて初めて実感するのです。
手触り、使い心地、耐久性、そして目に見えない部分への配慮。それらが積み重なって、商品の「本物感」や「信頼性」を形成します。
そして、物語です。商品が持つ背景には、必ずドラマがあります。
開発秘話、困難の克服、作り手の哲学。これらの物語は、ユーザーの共感を呼び、商品に対する愛着を深めます。
人々は、単なるモノを買うのではなく、その物語性や、それに込められた作り手の情熱に惹かれるのです。
だからこそ、その商品を通じて得られる体験は、単なる消費を超えた、記憶に残る感動となるのです。
「つきぬける想い」の連鎖
「つきぬけた」商品は、作り手の想いがユーザーに伝わり、さらにユーザーの体験が新たな想いを生み出す、想いの連鎖」を生み出します。
ユーザーはその商品を単に消費するだけでなく、その価値を理解し、共感し、時には自らもその商品の「語り手」となります。
口コミやSNSでの拡散は、この「想いの連鎖」の典型的な例です。
私たちのビジネスにおいて、そして人生において、本当に大切なことは何でしょうか?
それは、どれだけ「つきぬけた」商品やサービスを生み出せるか、そして、その裏にどれだけ「つきぬけた想い」を込められるか、ではないでしょうか。
もし今、あなたが何かを生み出そうとしているなら、あるいは何かを改善しようとしているなら、ぜひ自問してみてください。
「そこに、つきぬけるほどの想いはあるか?」と。その問いこそが、凡庸なものと、人々の心を動かす「つきぬけた」ものを分ける、最初の分岐点となるはずです。
西勘堂のつきぬける商品
西勘堂のつきぬける商品は
・おやつグラノーラ
・塩どら
です。
実はもっともっともっとありますが今回はこれだけ紹介します。
おやつグラノーラは、競合は恐らく日本でもかなり少ないものになります。
おやつグラノーラの詳しい説明はこちら
白砂糖フリー、添加物フリー、グルテンフリー
ここまで体想いなスイーツはまだまだ少ない。
お子様も、モリモリ食べても大丈夫。
ちなみにうちの子はめちゃくちゃ食べてます。
食べたお客様は皆さんリピートしてくれてます。
塩どらもめちゃくちゃ大好評。
昨年7月より発売開始して
既に1万個以上売れてます。
大手の大企業でもないのに1年で1万個以上はなかなかではないでしょうか。
福井県産の卵を使用しつつ、自家製のマヨネーズを作りふわふわの柔らかい生地に練り込んでいます。
あんこは最高級の丹波産の小豆を自社で炊きあげています。さらに越前海岸の志野製塩所さんの美味しい結晶塩を1個ずつ丁寧にあんこの上にのせています。
更に言うと1個1個丁寧にみんなで手作りしています。
詳しくはこちらをご覧ください↓
その塩どらが大型案件として決まった話です↓
是非西勘堂のこだわりを感じて貰えると嬉しいです。
それではまた。
おまけ!非認知能力クイズ!
問題5
あなたはチームで新しいアイデアを出すためのブレインストーミングを行っています。
しかし、誰もが「これは無理だろう」「現実的ではない」といった否定的な意見ばかりで、新しいアイデアが出にくい状況です。
チームの創造性を引き出すために、最も効果的なアプローチは何ですか?
A. 否定的な意見を述べたメンバーに対し、なぜそう思うのか具体的に問いただし、反論する。
* メリット: 意見の根拠を深掘りできる。
* デメリット: 雰囲気が悪くなり、さらに発言しにくくなる。自由な発想が妨げられる。
B. 否定的な意見を一切禁止し、ポジティブな意見だけを出すように強制する。
* メリット: 一見、ポジティブなアイデアが出やすくなるように見える。
* デメリット: 本音が出にくくなり、表面的なアイデアしか出なくなる。実現可能性の低いアイデアがそのまま進行するリスクもある。
C. どのようなアイデアでも批判せずに受け入れる「心理的安全性」を確保することを再確認し、まず量を重視してアイデアを出すことに集中させる。
* メリット: メンバーが安心して自由に発言できる環境を作り、多様なアイデアが生まれる可能性が高まる。創造性や発想力を高める。
* デメリット: 実現可能性の低いアイデアも多く出るため、その後の選別作業に手間がかかる。
D. 経験豊富な少数のメンバーだけで議論を進め、他のメンバーは傍観させる。
* メリット: 経験者の知識を活用できる。
* デメリット: チーム全体の多様な視点やアイデアが失われる。他のメンバーの主体性や貢献意欲が低下する。
正解: C
それではまた!